果物

ラズベリー×ブラックベリー(ベリー類)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
数時間〜半日(非推奨)
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 冷蔵で約2〜3日(パック未開封)
開封後 開封後は1〜2日以内に使用

ラズベリーとブラックベリーを掛け合わせた「ラズベリー×ブラックベリー」は、鮮やかな甘酸っぱさが特徴のベリー類です。冷蔵保存で数日、冷凍すれば数ヶ月持ちますので、正しい保存方法を守って美味しさと栄養をキープしましょう。

ラズベリー×ブラックベリーの基本情報

・分類:果菜(ベリー類)
・科:バラ科
・主な栄養価(100gあたり)
 エネルギー:53kcal
 ビタミンC:約30mg
 食物繊維:約4.5g
 ポリフェノール:豊富で抗酸化作用が期待できます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

・賞味期限は品質が保たれる期間で、開封前のパックは冷蔵で約2〜3日が目安です。
・消費期限は安全に食べられる最終日で、開封後はできるだけ早く(1〜2日以内)食べ切ることを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存(非推奨)

数時間〜半日で傷みやすく、風味が低下します。外気にさらすと湿度が低下し、乾燥とカビのリスクが高まります。

冷蔵保存(推奨)

  • パックのまま野菜室に入れ、ヘタは下向きにしておくと傷みにくいです。
  • 洗うのは食べる直前にし、余分な水分はキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
  • 密閉できるプラスチック容器やジップロックに入れ替えると、湿度が保たれ2〜3日持ちます。

冷凍保存

  • 洗って水気をしっかり拭き取り、単層に広げたトレイで1時間程度急速凍結させます。
  • 凍ったらジッパー付き保存袋に移し、空気を抜いて密閉。1〜2ヶ月の保存が可能です。
  • 解凍は冷蔵庫で数時間かけて自然解凍するか、料理に直接加えると食感が保たれます。

保存容器・包装のおすすめ

・プラスチック製の密閉容器やジップロックは湿度管理に優れ、乾燥や結露を防ぎます。
・紙製の通気性のあるパッケージは短期間(1〜2日)なら問題ありませんが、長期保存には不向きです。

季節別の注意点

ベリーは季節によって水分量が変わります。夏場は特に早めに冷蔵し、湿度が高いとカビが繁殖しやすいので、包装をこまめにチェックしましょう。冬場は低温で自然に鮮度が保たれやすいですが、凍結しやすいため冷蔵庫の温度設定(0〜4℃)に注意してください。

まとめ

ラズベリー×ブラックベリーは冷蔵で2〜3日、冷凍で1〜2ヶ月保存可能です。ヘタを下にし、洗うのは食べる直前、密閉容器で湿度管理を徹底すれば、風味と栄養を長く楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
ヘタは下向きにして保存する
洗うのは食べる直前にし、水気をよく拭き取る
密閉容器やジップロックで湿度を保つ
冷凍時は単層に広げて急速凍結し、空気を抜いて保存する

腐敗の見分け方

変色して黒くなる
異臭がする(酢のような酸っぱい匂い)
表面にぬめりが出る
カビが生えている

よくある質問

A
冷凍保存でも適切に急速凍結すれば、食感は多少柔らかくなりますが、風味は大きく損なわれません。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、料理に直接加えるとベリーの甘酸っぱさが保たれます。
A
ヘタを上にすると、果実内部の水分がヘタ側に溜まりやすく、湿度が高くなるためカビや腐敗が進行しやすくなります。ヘタを下にすると水分が自然に外へ流れ、傷みを遅らせられます。
A
色が鮮やかな赤紫で、表面にツヤがあり、ヘタがしっかりと付いているものが鮮度が高いです。変色、しんなり、ヘタが乾燥している場合は鮮度が低下しています。
A
スムージーにしたら空気が入りやすくなるため、作りたてをすぐに飲むのがベストです。余った場合は密閉容器に入れ、冷蔵で24時間以内に消費してください。冷凍保存は風味が劣化しやすいのでおすすめしません。
A
ビタミンCは熱や光に弱いため、洗うのは食べる直前にし、冷蔵保存は低温(0〜4℃)で湿度を保つ容器に入れることが効果的です。冷凍保存でも急速凍結すれば、栄養素の損失を最小限に抑えられます。
A
夏は高温と高湿度でカビが繁殖しやすいので、購入後できるだけ早く冷蔵し、ヘタは下向きにして保存してください。また、包装が湿っている場合はキッチンペーパーで軽く拭き取り、密閉容器に移すと劣化を防げます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください