ラズベリーはデリケートなベリー類です。結論から言うと、鮮度を保つには冷蔵保存が最も安全で、2〜3日以内に食べ切ることを目安にしましょう。冷凍すれば1〜2ヶ月保存可能です。

ラズベリーの基本情報

ラズベリーはバラ科に属する果物で、甘酸っぱい風味と柔らかな食感が特徴です。100gあたり約52kcalと低カロリーで、ビタミンCや食物繊維、ポリフェノールが豊富に含まれます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる目安の日付です。未開封のパックは購入日から約2〜3日以内に食べることを推奨します。
  • 消費期限:安全に食べられる最終日です。開封後はできるだけ早く、2日以内に消費してください。

保存方法の詳細

常温保存

ラズベリーは常温では数時間〜半日で傷みやすく、風通しの良い冷暗所でも短時間しか持ちません。常温での保存は非推奨です。

冷蔵保存(野菜室)

パックのまま野菜室に入れ、ヘタを下向きにすると傷みが遅くなります。2〜3日以内に食べ切るのが安全です。

冷凍保存

洗って水気をしっかり拭き取り、ジップロックや密閉容器に入れます。凍結状態で1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、使用直前に冷水に浸すと風味が保たれます。

保存容器・包装のおすすめ

  • 未開封は元のパックをそのまま野菜室へ。
  • 開封後は通気性のある紙容器か、ヘタを下にして重ねないように平らな皿に広げ、ラップで軽く覆う。
  • 冷凍はジップロックに平らに広げて空気を抜くか、密閉プラスチック容器を使用。

季節別の注意点

ラズベリーは主に夏から秋にかけて出荷されますが、輸入品は通年で流通します。季節によって糖度や水分量が変わるため、特に夏場は早めに消費し、冬場は冷凍保存を活用すると良いでしょう。

まとめ

ラズベリーは鮮度が命の果物です。購入後はすぐに冷蔵庫の果物室へ入れ、2〜3日以内に食べ切ることが最適です。長期保存したい場合は、洗って水気を拭き取り冷凍すれば1〜2ヶ月持ちます。正しい保存で甘酸っぱい風味と栄養をしっかり楽しみましょう。