果物

ライチ(果物)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
3〜5日
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 購入日から約10日(冷蔵)
開封後 皮をむいた後は冷蔵で3〜5日、冷凍で1〜2ヶ月

ライチは熱帯果実の代表格で、甘くジューシーな果肉が特徴です。正しい保存方法を知っておけば、購入後でも1〜2週間は美味しく楽しめます。本記事では、ライチの基本情報から賞味期限・消費期限の違い、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存テクニック、さらに腐敗サインの見分け方まで、実用的にまとめました。

ライチの基本情報

・学名:Litchi chinensis(ムクロジ科)
・外観:薄い赤い殻にざらざらした突起があり、内部に白く透明感のある甘い果肉が包まれています。
・栄養価(100gあたり)
  エネルギー:約65kcal、炭水化物 16g、食物繊維 1.3g、ビタミンC 71.5mg、カリウム 171mg など、ビタミンCが豊富です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

ライチは生鮮果実のため、通常は「賞味期限」ではなく「消費期限」が表示されます。未開封・皮付きの状態での目安は次の通りです。

  • 常温保存(風通しの良い冷暗所):3〜5日以内に食べ切ることを推奨。
  • 冷蔵保存(野菜室):10〜14日が目安。できるだけ早めに食べると風味が保てます。
  • 冷凍保存(皮をむき、果肉だけ):1〜2ヶ月保存可能。解凍後はできるだけ早く使用してください。

保存方法の詳細

常温保存のポイント

購入後すぐに食べ切れない場合は、直射日光と高温を避け、風通しの良い暗所に置きます。紙袋や通気性のあるバスケットに入れると、湿気がこもりにくくなります。

冷蔵保存のポイント

冷蔵庫の野菜室(0〜5℃)が最適です。以下の手順で保存すると鮮度が長持ちします。

  1. 外皮の水分をキッチンペーパーで軽く拭き取る。
  2. ビニール袋に数箇所小さな穴を開け、軽く包む。
  3. 野菜室の奥、温度が最も安定している場所に入れる。
  4. できるだけ早めに食べ切る(10日以内が目安)。

冷凍保存のポイント

皮をむき、果肉だけを取り出します。種は取り除き、清潔な密閉容器またはジップロックに入れ、空気をできるだけ抜いてから冷凍します。

  • 冷凍保存期間:1〜2ヶ月。
  • 解凍は冷蔵庫で自然解凍、または流水で軽く流すと食感が保たれます。

保存容器や包装のおすすめ

通気性ビニール袋:湿気を逃がしつつ乾燥を防げます。
密閉プラスチック容器:冷凍時はジップロックが便利。
紙袋:常温保存での通気性確保に最適です。

季節別の注意点

ライチは主に夏季(5〜9月)に出荷されますが、輸入品は通年販売があります。季節が過ぎた時期の輸入品は、保存期間がやや短くなることがあるため、購入後はできるだけ早めに消費することをおすすめします。

まとめ

ライチは正しい保存で10日以上の鮮度を保てます。常温では3〜5日、冷蔵で10〜14日、冷凍で1〜2ヶ月が目安です。湿度管理と温度管理を意識し、紙袋や通気性ビニール袋で保存すれば、甘さとジューシーさを長く楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
外皮の水分をキッチンペーパーで拭き取る
通気性のあるビニール袋や紙袋で包装する
冷凍する場合は皮をむき、密閉容器に入れる
解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再冷凍は避ける

腐敗の見分け方

外皮が黒く変色している
果肉がべたつき、ぬめりが出ている
異臭(酸っぱい・腐った匂い)がする
カビが生えている

よくある質問

A
はい。皮をむき、果肉だけをジップロックや密閉容器に入れ、空気を抜いて冷凍すれば1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍すると食感が保たれます。
A
賞味期限は品質の目安です。外皮が黒く変色し、果肉にぬめりや異臭がある場合は食べずに廃棄してください。期限内でも上記の腐敗サインが出たら同様に処分しましょう。
A
鮮度の良いライチは外皮が鮮やかな赤色で、軽く触っても硬さが残ります。皮が乾燥してひび割れや黒ずみがあるものは鮮度が低下しています。
A
カットしたライチは空気に触れやすくなるため、レモン汁を少量まぶし、密閉容器に入れて冷蔵で2〜3日以内に使用してください。長時間保存すると風味が失われます。
A
ビタミンCは熱や酸素に弱いので、冷蔵保存が最も効果的です。皮付きのまま冷蔵し、食べる直前に皮をむくと栄養損失を最小限に抑えられます。
A
輸入ライチは収穫後の輸送時間が長くなるため、購入後はできるだけ早く冷蔵し、7日以内に食べ切ることをおすすめします。冷凍保存を利用すれば、品質を保ったまま1〜2ヶ月保存できます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください