果物

パパイア(熱帯果実)でも野菜としての賞味期限と正しい保存方法

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
3日〜5日(未熟の場合は5〜7日)
冷凍保存
約2〜3ヶ月
未開封 未開封のパパイアは常温で約5日、冷蔵で約7日
開封後 開封後は冷蔵で2〜3日以内に使用

結論から言うと、パパイアは適切に保存すれば冷蔵で約5〜7日、冷凍で約2〜3ヶ月長持ちさせられます。まずは熟度の見分け方と保存温度を守ることがポイントです。

パパイアの基本情報

パパイアは熱帯地方で栽培される果物で、外皮は緑から黄色に変化し、内部は甘く柔らかいオレンジ色の果肉が特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は品質が保たれる目安で、未開封のパパイアは常温で約5日、冷蔵で約7日が一般的です。
  • 消費期限は安全に食べられる期限で、開封後はできるだけ早く(2〜3日以内)使用することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存

熟していないパパイアは室温(20〜25℃)で保存し、5日程度で熟成が進みます。熟度が上がりすぎたらすぐに冷蔵へ移すと良いです。

冷蔵保存

熟したパパイアはラップで包むか、密閉容器に入れ、冷蔵庫(0〜4℃)で保存します。目安は5〜7日です。カットした場合は、切り口をラップで密閉し、2〜3日以内に使用してください。

冷凍保存

皮と種を取り除き、食べやすい大きさにカットした後、フリーザーバッグに平らに入れて空気を抜きます。-18℃以下で保存すれば約2〜3ヶ月持ちます。解凍は冷蔵で自然解凍するか、流水で急速に行います。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性が必要な未熟パパイアは紙袋に入れる。
  • 熟した全体はプラスチックラップで全体を包む。
  • カット後は密閉容器またはジップロックで保存。
  • 冷凍時は平らに広げたフリーザーバッグで、重ねない。

季節別の注意点

日本では主に輸入品として通年流通しますが、夏季は高温で熟成が早くなるため、購入後すぐに冷蔵へ移すと傷みを防げます。冬季は低温で熟成が遅くなるため、常温保存でも比較的長持ちします。

まとめ

パパイアは果物として扱い、熟度に応じて常温・冷蔵・冷凍を使い分けることが長持ちのコツです。適切な保存容器と温度管理で、栄養を損なわず美味しく楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに熟度を確認し、必要に応じて冷蔵へ移す
未熟のままは紙袋で通気性を確保
カットしたらラップで切り口を密閉
冷凍は皮・種を除去し、平らに広げたジップロックで保存

腐敗の見分け方

変色して茶色くなる
柔らかくなりすぎて泥状になる
異臭(酢のような酸っぱい匂い)がする
表面にカビが生えている

よくある質問

A
パパイアはエチレンを多く放出するため、熟成が進むと細胞壁が柔らかくなり、微生物の繁殖が速くなります。熟したらすぐに冷蔵に移すと傷みを遅らせられます。
A
ラップで切り口を密閉し、冷蔵で約2〜3日が目安です。長く保存したい場合は、カット後に軽く塩水(1%)に浸してから冷凍すると風味が保たれます。
A
ビタミンCは冷凍で約15%減少しますが、ビタミンA(βカロテン)や食物繊維はほぼ保持されます。冷凍保存は栄養を長期間保つ有効な方法です。
A
皮が緑から黄色へ変わり、軽く押すと少しへこむ程度が食べ頃です。硬すぎると未熟、柔らかすぎて凹みが広がっていると過熟です。
A
サラダに入れる前にパパイアは別容器で保存し、ドレッシングは直前にかけると酸化を防げます。冷蔵で保存した場合でも、2日以内に食べ切るのが安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください