果物

パイナップルグアバ(熱帯果実)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2週間
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 製造日から10〜14日(常温)
開封後 5〜7日以内(常温または野菜室)

パイナップルグアバは熱帯果実のひとつで、甘酸っぱい風味とジューシーな食感が特徴です。低温に弱く、10℃以下での保存は避ける必要があります。ここでは、賞味期限の目安と温度管理を中心に、最適な保存方法と鮮度を見分けるポイントをご紹介します。

パイナップルグアバの基本情報

・分類:パイナップル科(Bromeliaceae)
・食材タイプ:熱帯果実
・エネルギー:100gあたり約58kcal
・主な栄養素:ビタミンC、ビタミンA、食物繊維、カリウム

賞味期限・消費期限の違いと目安

パイナップルグアバは「賞味期限」と「消費期限」の区別が重要です。
賞味期限は風味や食感が最良の期間を示し、未開封で常温保存した場合は約10〜14日です。
消費期限は安全に食べられる最終日を示し、開封後は5〜7日以内に食べ切ることが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存(12〜20℃):涼しく直射日光を避けた場所に置き、通気性の良い紙袋やネットに入れます。目安は1〜2週間です。

冷蔵保存は非推奨:パイナップルグアバは低温障害を起こしやすく、10℃以下になると表面が黒ずんだり、食感が損なわれます。どうしても冷蔵したい場合は果物室(約10〜12℃)に入れ、密閉容器に入れて2〜3週間以内に使用してください。

冷凍保存:皮をむき、食べやすい大きさにカットした上で、密閉できるフリーザーバッグに入れ、空気をできるだけ抜きます。-18℃で約1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫(10〜12℃)でゆっくり行うと風味が保たれます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性が必要なときは紙袋や通気性のあるプラスチックネット。
  • 乾燥防止が必要なときはポリ袋に入れ、軽く空気を抜く。
  • 冷凍時はフリーザーバッグかジップロックで密封し、平らに広げて保存。
  • 長期間保存する場合は、冷凍用の真空パックが最適。

季節別の注意点

パイナップルグアバは主に熱帯地域で収穫されるため、国内では通年で輸入されますが、輸送時期により熟度が異なることがあります。夏場は気温が高くなるため、常温保存期間が短くなることがあるので、購入後はできるだけ早めに食べ切るか、すぐに冷凍保存してください。

まとめ

パイナップルグアバは低温障害に注意しつつ、常温での保存が基本です。賞味期限は常温で約10〜14日、開封後は5〜7日以内に消費しましょう。冷凍すれば1〜2ヶ月保存可能ですが、解凍は低温でゆっくり行うと風味が保たれます。正しい保存法で、甘くてジューシーな味わいを長く楽しんでください。

保存のコツ

購入後すぐに直射日光を避けた涼しい場所へ移す
紙袋や通気性のあるネットで保存し、空気循環を確保する
乾燥防止のためにポリ袋に入れ、軽く空気を抜く
冷凍する場合は皮をむきカットし、密閉フリーザーバッグで平らに保存する
解凍は冷蔵庫(10〜12℃)でゆっくり行い、風味を損なわないようにする

腐敗の見分け方

表面が黒ずんでいる
柔らかくなりすぎて形が崩れる
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
粘りやぬめりが出てくる
カビが生えている

よくある質問

A
パイナップルグアバは10℃以下になると細胞壁が壊れやすく、表面が黒ずんだり食感が硬くなります。したがって、冷蔵庫の一般的な温度(4〜5℃)は避け、保存は12〜20℃の涼しい場所が安全です。
A
色が鮮やかな黄緑から淡い黄味に変わり、表面にしわや黒斑が出ていないか確認します。また、軽く押しても硬さが残っていれば鮮度が保たれています。異臭やぬめりがある場合は腐敗のサインです。
A
カット後は空気に触れやすくなるため、密閉できるプラスチック容器かジップロックに入れ、できるだけ空気を抜いて保存します。常温での保存は2〜3日、冷凍すれば1〜2ヶ月持ちますが、冷凍前に軽くレモン汁を振ると酸化を防げます。
A
ビタミンCは熱と光に弱いので、直射日光を避け、紙袋や暗い場所で保存します。低温保存はビタミンCの分解を遅らせますが、10℃以下は低温障害の原因になるため、12〜20℃の涼しい環境が最適です。カット後は速やかに冷凍し、解凍は低温で行うと栄養損失を最小限に抑えられます。
A
輸送時期により熟度が異なるため、夏季は気温が高くなることから常温保存期間が7〜10日に短くなることがあります。逆に涼しい季節(秋・冬)は12〜14日持ちやすくなります。購入時の熟度を確認し、早めに食べ切るか冷凍保存するのが安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください