果物

パイナップル缶(缶詰・瓶詰)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で常温(15〜25℃)で2〜3年
冷凍保存
開封後冷凍で約2〜3か月
未開封 製造日から約2〜3年(賞味期限)
開封後 開封後7日以内に消費

結論:未開封のパイナップル缶は常温で2〜3年保存可能です。開封後は必ず冷蔵し、7日以内に使い切るか、冷凍すれば2〜3か月持ちます。正しい保存容器と温度管理で、風味と栄養を長く保ちましょう。

パイナップル缶の基本情報

パイナップル缶は、熱帯果実であるパイナップル(学名 Ananas comosus、科はブロメル科)を加熱殺菌し、金属缶またはガラス瓶に密封した果物です。缶詰・瓶詰の形態で販売され、保存性が高く、アウトドアや非常食としても重宝されています。

栄養面では、100gあたり約58kcal、ビタミンC、ビタミンB1、カリウム、食物繊維が含まれます。加熱処理により酵素は失活しますが、ビタミンCは比較的残存しやすく、適切に保存すれば栄養価は長期間維持できます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限(ベスト・ビフォア):未開封の状態で品質が保証される期限です。パイナップル缶は製造日から約2〜3年が一般的です。
  • 消費期限(ユーズ・バイ):衛生上の安全が保証される期限です。未開封の缶詰はほぼ同等に扱われますが、開封後は消費期限が適用され、冷蔵で約7日以内の使用が推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

未開封のパイナップル缶は、直射日光を避け、15〜25℃の涼しい場所で保管すれば、賞味期限まで品質が保たれます。高温・高湿の環境は缶の腐食リスクを高めるため避けましょう。

冷蔵保存(開封後)

開封後は、必ず容器を清潔な密閉容器(プラスチック容器やジップロック)に移し替え、4℃以下の冷蔵庫で保存します。目安は7日以内の消費です。

冷凍保存(開封後)

長期保存したい場合は、開封後のパイナップルを水切りし、密閉可能なフリーザーバッグに入れて-18℃以下で保存します。保存期間は2〜3か月が目安です。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再度冷蔵保存は行わないでください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 未開封はオリジナルの金属缶・ガラス瓶のまま、ラベルが剥がれないか確認。
  • 開封後は、食品用プラスチック容器やジップロックに移し替える。
  • 冷凍する際は、空気をできるだけ抜いたフリーザーバッグを使用。

季節別の注意点

夏場は特に高温になるため、未開封でも直射日光の当たる場所に置かないように注意してください。冬場は低温で缶が凍結しないよう、室温で保管するのが安全です。

まとめ

パイナップル缶は未開封であれば常温保存が基本ですが、開封後は必ず冷蔵し7日以内に使い切るか、冷凍すれば2〜3か月保存可能です。保存容器の選び方と温度管理を守ることで、風味と栄養を長く楽しめます。

保存のコツ

未開封は直射日光を避け涼しい場所に保管する
開封後は清潔な密閉容器に移し替える
冷蔵保存は必ず4℃以下で行う
長期保存したい場合は冷凍し、解凍は冷蔵で自然解凍する
使用前に缶の外観と臭いを必ず確認する

腐敗の見分け方

缶が膨らんでいる
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
液が濁っている、変色している
カビや異物が見える

よくある質問

A
はい。開封後は空気に触れると酸化が進むため、すぐに清潔な密閉容器に移し、4℃以下の冷蔵庫で保存し、7日以内に使用してください。
A
冷凍した場合、-18℃以下で保存すれば約2〜3か月間品質が保たれます。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再冷凍は避けてください。
A
缶が膨らんでいる場合は内部にガスが発生している可能性が高く、食中毒のリスクがあります。必ず廃棄し、再使用しないでください。
A
開封後は4℃以下の冷蔵保存が最適です。低温によりビタミンCの分解が抑えられ、風味も保ちやすくなります。
A
作り置きの場合は、完成品を清潔な密閉容器に入れ、冷蔵で保存し、3〜4日以内に食べ切ることをおすすめします。長時間放置すると酸味が強くなります。
A
賞味期限は「美味しく食べられる」期間の目安で、未開封の缶詰は通常2〜3年です。消費期限は「安全に食べられる」期限で、開封後の保存に適用され、冷蔵で約7日が目安となります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください