果物

パイナップル(果物)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2週間(12〜20℃の風通しの良い場所)
冷凍保存
約1〜2ヶ月(皮をむきカットして冷凍)
未開封 購入日から約1〜2週間(常温)
開封後 開封後2〜3日以内に消費することを推奨

パイナップルは熱帯果物の代表で、甘酸っぱい味と豊富なビタミンCが魅力です。正しい保存方法を守れば、購入後2〜3週間は美味しさをキープできます。本記事では、賞味期限の目安と低温障害を防ぐ保存のコツをまとめました。

パイナップルの基本情報

パイナップルはパイナップル科(Bromeliaceae)に属し、主に熱帯地域で栽培されます。1個(約1.5kg)のエネルギーは約54kcalで、100gあたり約58kcalです。ビタミンC、ビタミンB1、マンガン、食物繊維が豊富で、免疫力向上や消化促進に役立ちます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

パイナップルは生鮮果実のため、通常は「賞味期限」だけが表示されます。賞味期限は品質が保たれる目安であり、以下が一般的です。

  • 常温保存(風通しの良い冷暗所): 約1〜2週間
  • 低温保存(10〜15℃): 約2〜3週間
  • 冷凍保存(皮をむきカット): 約1〜2ヶ月

※冷蔵庫の温度が10℃以下になると低温障害が起こりやすく、食感が変わりやすいので避けてください。

保存方法の詳細

常温(風通しの良い冷暗所)

直射日光と湿気を避け、温度が12〜20℃程度の場所に置きます。購入後すぐに紙袋や通気性のあるネットに入れ、2〜3日ごとにチェックしましょう。

低温保存(10〜15℃)

冷暗所が確保できない場合は、冷蔵庫の野菜室の温度設定を上げ、10〜15℃に保ちます。この範囲なら低温障害を抑えつつ、腐敗を遅らせられます。保存時は必ず通気性のある容器に入れ、密閉は避けます。

冷凍保存

皮をむき、食べやすい大きさにカットした後、1枚ずつラップで包み、ジップロックに入れます。冷凍庫(-18℃以下)で保存すれば約1〜2ヶ月持ちます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うか、流水で短時間で行いましょう。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性のある紙袋や野菜ネット
  • 低温保存時は温度調整できる野菜室用保冷パック
  • 冷凍時は個別ラップ+ジップロックで湿気と匂い移り防止

季節別の注意点

日本では主に輸入品が流通し、通年販売が可能です。ただし、輸入時期により熟度が異なるため、夏場は成熟が早く、早めに消費する必要があります。冬場は熟度が低めになることがあるので、購入時に甘みと香りを確認しましょう。

まとめ

パイナップルは適切な温度管理と通気性の確保で、常温でも2〜3週間は美味しさを保てます。低温障害を防ぐために10℃以下の冷蔵は避け、必要に応じて冷凍保存を活用してください。鮮度を見極め、適切に保存すれば、いつでも甘くジューシーなパイナップルを楽しめます。

詳しい保存テクニックは[[ピーチパイン(果物)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ(果物)]]をご参照ください。

保存のコツ

購入後すぐに通気性のある紙袋やネットに入れる
直射日光と高温多湿を避ける
低温保存は10〜15℃に設定し、冷蔵庫は使用しない
冷凍する場合は皮をむきカットし、個別にラップしてジップロックに入れる

腐敗の見分け方

表面が黒く変色している
異臭(酢のような酸っぱい匂い)がする
果肉がべたべたしぬめりがある
カビが生えている

よくある質問

A
10〜15℃の環境で保存すれば、約2〜3週間は品質を保てます。ただし、10℃以下になると低温障害が起こりやすく、食感が変わります。
A
外皮が緑色で光沢があり、香りが甘くフルーティーであれば鮮度良好です。表面に黒い斑点やしんなりがある場合は劣化が進んでいます。
A
カット後は空気に触れやすくなるため、ラップでしっかり包み、密閉容器に入れて冷暗所で保存します。2日以内に食べ切るのがベストです。
A
ビタミンCは熱や光に弱いため、直射日光を避け、できるだけ低温(10〜15℃)で保存すると栄養損失を抑えられます。冷凍保存でも短時間での解凍が栄養保持に有効です。
A
冷凍庫から取り出したら、冷蔵庫で6〜8時間ゆっくり解凍するか、流水で短時間解凍します。急速解凍は食感が損なわれやすいので避けましょう。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください