夏に旬を迎える甘くジューシーな「夏の桃」。鮮度を長持ちさせるには正しい保存が鍵です。本記事では、賞味期限と消費期限の目安、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法、さらに腐敗を見分けるポイントや実践的な保存のコツを管理栄養士がわかりやすく解説します。

夏の桃の基本情報

夏の桃はバラ科に属する果物で、桃・すもも品種に分類されます。日本各地で栽培され、1個あたり約68kcal(100g)と低カロリーで、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富です。ジューシーな果肉と甘酸っぱい香りが特徴で、夏のデザートやサラダ、スムージーに最適です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

果物は「賞味期限」よりも「消費期限」が重視されます。夏の桃の場合、未開封・未カットの状態であれば、製造日(出荷日)から約2週間以内に食べ切ることが推奨されます。カットしたり皮をむいたりした場合は、冷蔵で3〜5日以内に使用してください。

保存方法の詳細

常温保存

涼しく風通しの良い場所で、直射日光や高温を避ければ1〜2週間持ちます。ただし、温度が上がると熟成が進みやすく、傷みやすくなるため、できるだけ早めに冷蔵へ移すのが安全です。

冷蔵保存(野菜室)

最も推奨される保存方法です。ポリ袋に入れて軽く口を閉じ、野菜室で2〜3週間保存できます。袋に小さな穴を開けると、余分な湿気が逃げて乾燥やカビの発生を防げます。

冷凍保存

皮をむき、食べやすい大きさにカットしてから、フリーザーバッグに入れ、空気をしっかり抜いて凍らせます。冷凍庫(-18℃以下)で1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍すると、食感と風味が保たれます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性のあるポリ袋(小さな穴を開ける)
  • 密閉できるジップロックバッグ(冷凍時)
  • 紙タオルで軽く包んでから袋に入れると、余分な水分が吸収されてカビ防止に効果的

季節別の注意点

夏場は気温が高くなるため、収穫後すぐに冷蔵へ移すことが重要です。雨が多い時期は表面の水分が腐敗を早めるので、購入後は水分を拭き取り、乾燥した状態で保存してください。

まとめ

夏の桃は、常温で1〜2週間、冷蔵で2〜3週間、冷凍で1〜2ヶ月と保存期間に差があります。乾燥防止のためにポリ袋に入れ、できるだけ低温で保存すれば、甘みと栄養を長く楽しめます。腐敗サインに注意しながら、旬の甘さを満喫しましょう。