果物

種なし巨峰(ぶどう品種)の賞味期限と正しい保存方法

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2週間
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 包装未開封で常温1〜2週間、冷蔵で1〜2ヶ月
開封後 開封後は冷蔵で7〜10日以内に食べ切ることを推奨

種なし巨峰は、甘みが強く大粒なぶどうとして人気ですが、適切に保存すれば鮮度と風味を長く保つことができます。ここでは、賞味期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法を詳しく解説します。

種なし巨峰の基本情報

種なし巨峰(きょほう)は、巨峰の種なし品種で、主に日本各地で栽培されていますが、特に静岡県などで多く生産されています。大粒で濃い紫色をした糖度が高く、食感もジューシーです。

賞味期限・消費期限の違いと目安

種なし巨峰は生鮮食品のため、賞味期限は保存状態に大きく左右されます。未開封の状態で常温保存すると約1〜2週間、冷蔵保存で1〜2ヶ月が目安です。開封後はできるだけ早く食べ切ることが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存

涼しく風通しの良い場所で、直射日光を避けて保存します。1〜2週間程度が限界です。

冷蔵保存(推奨)

ポリ袋に入れ、口をしっかり閉じて乾燥を防ぎます。エチレンガスが他の果物に影響しないよう、別の容器で保存すると効果的です。温度は0〜2℃が理想で、1〜2ヶ月間鮮度を保てます。

冷凍保存

食べやすい大きさにカットし、密閉できるフリーザーバッグに入れて急速凍結します。冷凍庫で1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、低温の水で軽く流すと栄養素の損失を抑えられます。

保存容器や包装のおすすめ

・ポリ袋(乾燥防止)
・密閉容器(エチレンガスの拡散防止)
・冷凍用ジップロックバッグ(空気抜き)

季節別の注意点

収穫シーズンの夏は高温で劣化が早くなるため、収穫後できるだけ早く冷蔵庫へ入れましょう。秋以降は比較的低温になるため、保存期間が伸びやすくなります。

まとめ

種なし巨峰は冷蔵保存が最も効果的で、1〜2ヶ月の長期保存が可能です。エチレンガス対策と乾燥防止を徹底すれば、甘みと栄養を損なわずに楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
ポリ袋に入れ、口を閉じて乾燥防止
エチレンガスが他の果物に影響しないよう別容器で保存する
冷蔵庫の野菜室で温度を0〜2℃に保つ

腐敗の見分け方

色がくすんでくる
べたつきやぬめりが出る
異臭がする
カビが生えている

よくある質問

A
種なし巨峰はエチレンガスを多く放出するため、他の果物や野菜の熟成が進みやすい点が特有です。また、表面が乾燥しやすく、乾燥すると食感が硬くなるため、密閉包装で湿度を保つことが重要です。
A
皮がツヤあり、濃い紫色で、へたがしっかりと付いているものが鮮度が高いです。逆に、皮がくすんでいたり、へたが乾燥しているものは鮮度が低下しています。
A
カット後は空気に触れやすくなるため、密閉容器に入れ、表面が乾燥しないようにラップで覆います。その上で冷蔵保存し、3日以内に使用するのが安全です。
A
栄養素は光と酸素に弱いため、暗くて低温の環境が最適です。冷蔵保存が基本で、冷凍保存する場合は急速凍結し、解凍は冷蔵庫内でゆっくり行うと栄養素の損失を最小限に抑えられます。
A
夏場の高温期は果実の代謝が活発になるため、劣化が早くなります。そのため、収穫後はすぐに冷蔵庫へ入れ、保存期間を短め(1ヶ月以内)に設定することが推奨されます。秋以降は気温が下がり、保存期間がやや伸びやすくなります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください