もういっこは大粒で甘みが特徴のイチゴです。傷みやすい生鮮果物なので、できるだけ早く食べるのが理想ですが、正しい保存をすれば鮮度を数日から数週間保てます。

もういっこの基本情報

品種名:もういっこ(ふりがな:もういっこ)
分類:バラ科イチゴ属
特徴:大粒で甘みが強く、食感がしっかりしています。宮城県など日本各地で栽培されています。
栄養価:100gあたり約68kcal、ビタミンCや食物繊維が豊富です。

賞味期限と消費期限の違いと目安

イチゴは「賞味期限」よりも「消費期限」が表示されることが多く、開封後はできるだけ早く食べることが推奨されます。未開封のパックであっても、流通過程で温度管理が必要です。

  • 未開封パックの目安:製造日から約7日以内(賞味期限)
  • 開封後の目安:冷蔵で2〜3日以内に消費するのが安全です。

保存方法の詳細

常温保存

常温では数時間から半日程度しか持ちません。風通しの良い冷暗所に置くと、表面の水分が蒸発しやすくなり、傷みが早まります。長期保存は絶対に避けましょう。

冷蔵保存(野菜室)

パックのまま、洗わずにペーパータオルを敷いたトレーに入れ、ヘタを下に向けて保存します。これで2〜3日間は鮮度を保てます。

冷凍保存

洗ってヘタを取り除き、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。1個ずつ平らに並べたトレイで急速凍結させた後、密閉容器に移し替えれば1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵で自然解凍するか、電子レンジの解凍モードを使用してください。

保存容器や包装のおすすめ

・未開封は元のパックをそのまま使用(通気性が確保された設計)
・開封後は密閉できるプラスチック容器かジップロック袋に入れ、軽く空気を抜く
・冷凍時はフリーザーバッグに平らに入れ、できるだけ空気を抜くと霜付きが減ります。

季節別の注意点

もういっこは主に春から初夏に出荷されます。出荷直後は表面がツヤツヤしていますが、雨天や高温になるとすぐに傷みやすくなるため、購入後は速やかに冷蔵へ移すことが重要です。

まとめ

もういっこは甘くて食べ応えのあるイチゴですが、傷みやすい特性があります。常温保存は短時間にとどめ、冷蔵で2〜3日、冷凍で1〜2ヶ月を目安に保存すれば、風味と栄養をできるだけ長く楽しめます。保存のコツを守って、美味しいままのもういっこをぜひ堪能してください。