果物

キャベンディッシュ(果物品種)の賞味期限と正しい保存方法

2026年2月7日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
5日〜7日
冷凍保存
約2か月
未開封 購入日から約5日(常温)/約10日(冷蔵)
開封後 皮をむいたら2〜3日以内に食べ切ることを推奨

キャベンディッシュは、手軽に食べられる甘くて柔らかいバナナの代表的な品種です。賞味期限は約5日(常温)ですが、適切に保存すれば冷蔵で10日、冷凍で2か月ほど長持ちさせられます。ここでは、保存のコツと腐敗の見分け方を詳しく解説します。

キャベンディッシュの基本情報

キャベンディッシュはバナナ科(Musaceae)に属する果物で、世界で最も流通量が多いバナナ品種です。1本(約100 g)あたりビタミンB6、ビタミンC、食物繊維、カリウムが豊富です。熟すと黄色くなり、皮が薄く柔らかくなるのが特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限(未開封・未熟状態):常温で約5日、冷蔵で約10日。
  • 消費期限(熟した状態・皮をむいた後):皮をむいたら2〜3日以内に食べ切ることをおすすめします。

保存方法の詳細

常温保存

風通しの良い涼しい場所(15〜20℃)に吊るすか、箱に入れて重ならないように置きます。直射日光と高温は避け、熟成が進むと皮が黒くなるので、早めに食べるか冷蔵へ移すと良いです。

冷蔵保存

熟したバナナは冷蔵庫の野菜室に入れます。皮が黒く変色しますが、果肉は比較的保たれます。密閉できるビニール袋に入れ、空気を抜くと色変化を抑えられます。保存期間は約10日です。

冷凍保存

皮をむき、食べやすい大きさに切ってから、密閉容器またはフリーザーバッグに入れます。急速冷凍できる場合は、できるだけ薄く広げて凍らせると食感が保たれます。保存期間は約2か月です。解凍は冷蔵庫で自然解凍か、電子レンジの解凍モードで行いましょう。

保存容器・包装のおすすめ

  • 通気性があるバナナハンガーや吊り紐
  • 密閉できるジッパー付きビニール袋(冷蔵・冷凍用)
  • フリーザーバッグは空気をしっかり抜くことがポイント

季節別の注意点

  • 夏季(30℃以上):熟成が速くなるため、すぐに冷蔵へ移すか、早めに消費してください。
  • 冬季(5℃以下):低温障害で皮が黒くなることがあります。室温で保存し、寒さにさらさないようにしましょう。

まとめ

キャベンディッシュは常温で約5日、冷蔵で約10日、冷凍で約2か月と、保存環境に応じて大きく差が出ます。皮の変色は必ずしも腐敗を意味しませんが、以下の腐敗サインが見られたら食べないようにしてください。正しい保存容器と温度管理で、甘さと栄養を長く楽しめます。

保存のコツ

熟したらすぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
皮をむく前に吊るすか、重ならないように置く
冷凍する際は皮をむき、密閉容器に入れる
冷蔵保存時はビニール袋の空気をできるだけ抜く

腐敗の見分け方

皮が大きく黒く斑点状になる
柔らかくなりすぎて押すと潰れる
異臭(酢酸系や腐敗臭)がする
果肉にカビやぬめりが見られる

よくある質問

A
熟しすぎると皮が黒く変色し、果肉がべたつきやすくなります。食感が損なわれるだけでなく、糖度が急上昇しやすくなるため、早めに冷蔵または冷凍に移すと品質を保てます。
A
皮をむいたらすぐに密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。酸化を防ぐために、レモン汁を少量加えるとビタミンCの減少を抑えられ、約2日間は鮮度を保てます。
A
冷凍したバナナは冷蔵庫で6〜8時間自然解凍するか、電子レンジの「解凍」モードで1分程度加熱すると、滑らかな食感が戻ります。急速に温めすぎると部分的に加熱され、風味が変わるので注意してください。
A
通気性のあるバナナハンガーは常温保存に最適です。冷蔵・冷凍保存には、ジッパー付きビニール袋や密閉プラスチック容器を使用し、できるだけ空気を抜くことで酸化と乾燥を防げます。
A
バナナはエチレンガスを多く放出するため、他の果物と一緒に保存すると熟成が早まります。したがって、キャベンディッシュは単独で保存するか、エチレン吸収シートを使うと安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください