ココナッツミルクは、開封後の保存が重要です。未開封は常温で約12〜24か月、開封後は冷蔵で5〜7日、冷凍すれば1〜2か月保存できます。ここでは賞味期限と安全に長持ちさせる保存方法を詳しく解説します。
ココナッツミルクの基本情報
ココナッツミルクは、成熟したココナッツの白い果肉をすりつぶし、水と混ぜて抽出した液体です。植物性ミルクの一種で、果物ではありません。100gあたり約68kcalで、脂質(約6.5g)と中鎖脂肪酸(ラウリン酸)が豊富です。甘みとコクが特徴で、カレーやスイーツ、ドリンクに幅広く利用されます。
賞味期限と消費期限の違い
・賞味期限は、未開封の状態で品質が保たれる目安です。製造日から約12〜24か月が一般的です。
・消費期限は、開封後や加工食品に対して設定される安全な期限です。開封後は冷蔵で5〜7日以内に使用することが推奨されます。
保存方法の詳細
常温(未開封):缶や紙パックは直射日光や高温を避け、涼しく乾燥した場所で保管すれば12〜24か月持ちます。
冷蔵(開封後):開封後は必ず容器のフタをしっかり閉め、冷蔵庫(0〜5℃)で保存し、5〜7日以内に使い切りましょう。
冷凍:長期保存したい場合は、密閉できるジップロックや耐冷容器に移し替えて冷凍(-18℃以下)し、1〜2か月以内に使用すると風味が保たれます。
保存容器や包装のおすすめ
- 開封後は元の容器にラップで密閉、または密閉容器に移し替える。
- 冷凍保存は空気が入らないようにできるだけ空気抜きし、フラットにして凍らせると解凍が早い。
- 長期保存用に小分けにして冷凍すると、使う分だけ解凍できて便利。
季節別の注意点
夏場は冷蔵庫の温度が上がりやすく、開封後の劣化が早まります。できるだけ早めに使用し、保存容器はしっかり密閉しましょう。冬場は冷凍保存がしやすく、余った分は小分けにして冷凍すると便利です。
まとめ
ココナッツミルクは未開封なら常温で12〜24か月、開封後は冷蔵で5〜7日、冷凍で1〜2か月保存可能です。密閉・低温・光遮断を徹底し、腐敗サインに注意すれば、風味と栄養を長く楽しめます。