果物

カスタードアップル(熱帯果実)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2週間
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 製造日から約1〜2ヶ月(冷蔵保存)
開封後 開封後は1週間以内に使用

カスタードアップルは熱帯果実のひとつで、甘くクリーミーな果肉が特徴です。保存は冷蔵が最も安全で、常温でも一定期間持ちますが、適切な管理で鮮度と栄養を長持ちさせましょう。

カスタードアップルの基本情報

学名は Annona squamosa、バラ科に属する果物です。外皮はざらざらした緑色で、内部は柔らかく甘い白い果肉が詰まっています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

カスタードアップルは生鮮食品のため「消費期限」ではなく「賞味期限」が設定されます。未開封・未加工の状態であれば、冷蔵保存で約1〜2ヶ月、常温保存で約1〜2週間が目安です。開封後は空気に触れることで劣化が早まるため、なるべく早く食べ切ることをおすすめします。

保存方法の詳細

  • 常温保存:涼しく乾燥した場所で、直射日光を避けて1〜2週間保管できます。
  • 冷蔵保存(推奨):野菜室に入れ、ポリ袋で軽く包んで乾燥を防ぎます。1〜2ヶ月持ちます。
  • 冷凍保存:食べやすい大きさにカットし、密閉容器またはジップロックに入れて冷凍します。調理用として1〜2ヶ月保存可能です。

保存容器や包装のおすすめ

エチレンガスは他の果物や野菜の熟成を早めるため、カスタードアップルは単体で保存するのがベストです。ポリ袋は空気を抜いて密閉し、乾燥防止のために紙タオルを一枚挟むと効果的です。

季節別の注意点

カスタードアップルは主に熱帯地域で収穫されるため、国内では輸入品が多く、通年入手可能です。ただし、輸送期間が長くなる雨季(5〜7月)や台風シーズンは、果実が傷みやすくなることがあります。購入時は傷やへこみがないか確認し、早めに冷蔵へ移すと安心です。

まとめ

カスタードアップルは冷蔵保存が最も適していますが、常温でも短期間は持ちます。エチレンガスの影響で他の食材と分け、乾燥防止の包装で保存すれば、甘くクリーミーな味わいを長く楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
ポリ袋に入れ空気を抜き、乾燥を防ぐ
エチレンガスの影響で他の果物・野菜と分けて保存する
冷凍する場合は一口大にカットし、密閉容器に入れる

腐敗の見分け方

変色して茶色くなる
異臭がする
表面がぬめり始める
カビが生えている

よくある質問

A
エチレンガスは熟成を促進するため、バナナやリンゴなどと一緒に保存するとカスタードアップルが早く柔らかくなり、風味が劣化しやすくなります。できるだけ単独で保存することをおすすめします。
A
皮に大きなへこみや裂け目がなく、全体的に緑色が均一であることが鮮度の目安です。また、軽く押したときに柔らかすぎない(硬さがある)ものは熟し過ぎていないので、保存期間が長めです。
A
冷凍・解凍すると果肉はやや柔らかくなり、滑らかなテクスチャーになります。スムージーやデザート、加熱料理(カレーやシチュー)に利用すれば、食感の変化は気になりません。
A
ビタミンCは熱や光に弱いため、冷蔵保存で乾燥を防ぎ、開封後はできるだけ早く食べ切るのが最も栄養保持に効果的です。冷凍する場合は、カット後すぐに密閉し、解凍は冷蔵庫で行うと栄養ロスが最小です。
A
国内で流通するカスタードアップルは主に輸入品で、収穫時期が一定ではありません。そのため、季節による保存期間の差は少ないですが、雨季や台風シーズンに輸送が遅れると果実の傷みが進みやすくなるため、購入時に傷がないか確認し、早めに冷蔵保存することが重要です。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
国立研究開発法人農研機構「熱帯果実の保存技術」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください