果物

かぼす(果物)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度長持ちのコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
7日〜14日
冷凍保存
4週間〜8週間
未開封 冷蔵で約14〜21日、常温で約7〜14日
開封後 冷蔵で3〜5日以内

かぼすは柑橘類の果物で、料理の薬味やドレッシングに欠かせない風味豊かな食材です。結論は、冷蔵保存が最も安全で、常温でも短期間保存可能、冷凍すれば1〜2ヶ月保存できます。本記事では、かぼすの基本情報から賞味期限・消費期限の目安、具体的な保存方法、腐敗の見分け方までを管理栄養士が詳しく解説します。

かぼすの基本情報

かぼすはミカン科に属する柑橘類で、直径約3~4cmの小さな緑色の果実です。酸味が強く、主に和食の薬味や飲料の風味付けに利用されます。栄養面では、100gあたり約42kcalで、ビタミンCやクエン酸が豊富です。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封のかぼすは冷蔵で約2〜3週間、常温で約1〜2週間が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる期限。開封後(すりおろしやカットした状態)は、冷蔵で3〜5日以内に使用することをおすすめします。

保存方法の詳細

常温保存(1〜2週間)

風通しの良い冷暗所で保存し、直射日光や高温多湿は避けます。紙袋や通気性のあるビニール袋に入れると乾燥を防げます。

冷蔵保存(2〜3週間)

野菜室(約5〜8℃)に入れ、ポリ袋に入れて口を軽く閉じます。乾燥を防ぐために、袋に数枚のキッチンペーパーを敷くと効果的です。

冷凍保存(1〜2ヶ月)

皮をむき、薄切りまたはくし形にカットしてから、フリーザーバッグに入れ空気を抜きます。凍結焼けを防ぐため、できるだけ薄く平らに広げて保存してください。解凍は冷蔵で自然解凍するか、料理に直接使用します。

保存容器・包装のおすすめ

  • 通気性のある紙袋やメッシュバッグは常温保存に最適。
  • 密閉できるジップロックバッグは冷蔵・冷凍保存で乾燥防止に有効。
  • カット後は小分けにして、食べやすいサイズで保存すると使い勝手が向上。

季節別の注意点

かぼすは主に秋から冬にかけて収穫されますが、流通が安定すれば通年入手可能です。夏場は高温で劣化が早まるため、必ず冷蔵で保存し、早めに使用しましょう。

まとめ

かぼすは冷蔵保存で2〜3週間、冷凍保存で1〜2ヶ月と長持ちさせやすい果物です。乾燥と直射光を防ぎ、適切な包装で保存すれば、風味と栄養をしっかりキープできます。ぜひ本記事のポイントを参考に、かぼすの鮮度を長く楽しんでください。

保存のコツ

購入後はすぐに冷蔵野菜室へ入れる
通気性のある紙袋やメッシュバッグで保存する
乾燥防止のためにキッチンペーパーを併用する
カットしたらジップロック袋に入れ空気を抜く
冷凍する際は皮をむき薄切りにして平らに広げる

腐敗の見分け方

表面が変色している
触ると柔らかくなりすぎている
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
表面にカビが生えている
ぬめりが出ている

よくある質問

A
はい、皮をむいてカットすれば冷凍保存が可能です。冷凍庫の温度が-18℃以下であれば、1〜2ヶ月間風味を保てます。解凍は冷蔵で自然解凍するか、料理に直接加えると便利です。
A
賞味期限は品質が保たれる目安です。期限が過ぎても、変色・異臭・カビが無ければ食べられることがありますが、安全側に考えるなら、見た目と匂いを必ず確認し、少しでも異常があれば廃棄してください。
A
表面がツヤのある緑色で、しっかりした硬さがあるものが鮮度が高いです。逆に、皮がしんなりしたり、黄変していたり、柔らかすぎるものは鮮度が落ちています。
A
すりおろしや絞り汁は、密閉容器に入れ冷蔵で3〜5日以内に使用してください。長期間保存したい場合は、冷凍保存(小分けにしてジップロックに入れる)がおすすめです。
A
ビタミンCは熱と光に弱いため、皮をむいたらすぐに使用するのがベストです。保存する場合は、冷蔵の野菜室で乾燥を防ぎ、できるだけ短期間で消費すると栄養損失を最小限に抑えられます。
A
風通しの良い冷暗所であれば、1〜2週間程度持ちます。ただし、夏場の高温環境では劣化が早まるため、できるだけ早めに冷蔵へ移すことをおすすめします。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本食品分析センター「柑橘類の保存ガイドライン」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください