果物

イラン産いちじく(ドライフルーツ)の賞味期限と正しい保存方法

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
6‑12か月
冷凍保存
約2年
未開封 製造日から約6‑12か月(常温)
開封後 冷蔵で約3‑6か月、冷凍で約2年

イラン産いちじくは、甘みとしっとりした食感が特徴のドライフルーツです。正しい保存で賞味期限を最大限に伸ばし、いつでも美味しく食べられるようにしましょう。

イラン産いちじくの基本情報

乾燥により水分が約80%減少し、保存性が向上しますが、湿気や高温に弱い点があります。

賞味期限と消費期限の違いと目安

ドライフルーツは「賞味期限」が表示されることが多く、これは品質が保たれる期間を示します。開封前は未開封の状態で保存すれば、常温で約6‑12か月、冷蔵で約18か月が目安です。開封後は空気と湿気に触れるため、品質保持期間は短くなり、冷蔵で約3‑6か月、冷凍で約2年が安全な範囲です。

保存方法の詳細

  • 常温保存:直射日光と高温を避け、密閉できるジップロックや真空パックに入れ、湿気の少ない涼しい場所(15‑20℃)で保管します。
  • 冷蔵保存:開封後は必ず密閉容器に移し、野菜室(0‑5℃)で保存。湿気が入らないように紙タオルで軽く包むと、べたつきを防げます。
  • 冷凍保存:長期保存したい場合は、1回分ずつ小分けにし、フリーザーバッグに空気を抜いて入れます。-18℃以下で保存し、使用時は冷蔵庫で自然解凍すると食感が保たれます。

保存容器・包装のおすすめ

ジップロック真空パックは湿気・酸素遮断に最適です。
ガラス瓶は匂い移りが少なく、見た目も美しいのでおすすめです。
・冷凍時はフリーザーバッグに二重に入れると、霜焼き防止になります。

季節別の注意点

乾燥果季節に関係なく販売されますが、夏場は特に高温・湿度が上がりやすいため、常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍で管理してください。冬場は常温でも比較的安定しますが、長期間保存したい場合はやはり冷蔵が安心です。

まとめ

イラン産いちじくは、適切な容器と温度管理で賞味期限を最大限に伸ばすことができます。未開封は常温で6‑12か月、開封後は冷蔵で3‑6か月、冷凍で約2年保存可能です。湿気・高温を避け、密閉容器で保存すれば、甘みと食感を長く楽しめます。

保存のコツ

密閉容器に入れて湿気を防ぐ
直射日光や高温を避け、暗所で保管する
開封後は冷蔵庫の野菜室へ移す
長期保存は小分けにして冷凍し、使用分だけ解凍する

腐敗の見分け方

変色して茶色くなる
異臭がする(酸っぱい・カビ臭)
表面に白や緑のカビが生える
べたつきや粘りが出てくる

よくある質問

A
はい、可能です。開封後は密閉袋に小分けし、空気をできるだけ抜いてから-18℃以下で保存すれば、約2年間品質を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍すると食感が崩れにくいです。
A
賞味期限は「品質が保たれる期間」の目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、変色・異臭・カビがないか必ず確認してください。異常が見られた場合は食べずに廃棄してください。
A
乾燥果実は湿気に非常に弱く、吸湿するとべたつきやカビが発生しやすくなります。保存容器は必ず密閉し、できるだけ乾燥した場所で保管することが重要です。
A
調理後に余ったイチジクは、すぐに冷蔵の密閉容器に移し、3日以内に使用してください。長期保存したい場合は、調理前に小分けにして冷凍し、使用時に解凍して加熱料理に利用すると風味が保たれます。
A
栄養素(特にビタミンKやカリウム)は高温・光に弱いです。常温で保存する場合は直射日光を避け、できるだけ低温(15‑20℃)の暗所に置くと、栄養価の低下を抑えられます。冷蔵・冷凍保存はさらに効果的です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください