果物

グレープジュース(飲料)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で15〜25℃の涼しい場所で約12か月
冷凍保存
開封後で2〜3か月
未開封 製造日から約12か月(未開封)
開封後 冷蔵で5〜7日以内

結論から言うと、未開封の市販グレープジュースは常温で約12か月、開封後は冷蔵で5〜7日が目安です。冷凍保存すれば2〜3か月持ちます。正しい保存方法と腐敗の見分け方を抑えて、いつでもフレッシュな味わいを楽しみましょう。

グレープジュースの基本情報

グレープジュースはブドウ(Vitis vinifera)を絞って得られる飲料で、加工食品に分類されます。市販品は加熱殺菌(パスチャライゼーション)や濃縮還元が施され、保存性が高められています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:未開封の瓶・パック入りジュースは、製造日から約12か月が一般的です。品質が保たれる期間を示します。
  • 消費期限:開封後や、低温保存が必要なタイプ(例:添加物なしのナチュラルジュース)は、冷蔵で5〜7日以内に消費することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

未開封の瓶・パックは、直射日光や高温を避け、15〜25℃程度の涼しい場所で保存すれば、賞味期限まで品質を保てます。

冷蔵保存(開封後)

開封後は必ず密閉容器に移し替え、4℃前後の冷蔵庫で保存します。保存期間は5〜7日が目安です。

冷凍保存(長期保存)

風味をできるだけ保ちたい場合は、開封後すぐにジップロックなどの耐冷容器に移し、-18℃以下で保存します。保存可能期間は2〜3か月です。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うか、常温で30分程度置くとムラが少なくなります。

保存容器や包装のおすすめ

開封後は、空気と光を遮断できる密閉容器(ガラス瓶やプラスチック容器)を使用しましょう。アルミ箔や遮光性のビニール袋で二重包装すると、酸化を抑えて風味が長持ちします。

季節別の注意点

  • 夏場:常温保存は特に注意が必要です。直射日光を避け、できるだけ早めに冷蔵へ移すことをおすすめします。
  • 冬場:室温が低めになるため、常温保存でも比較的長持ちしますが、開封後は必ず冷蔵へ。

まとめ

グレープジュースは未開封で常温保存が可能な加工飲料ですが、開封後は冷蔵で5〜7日、冷凍で2〜3か月保存できます。密閉容器で空気・光を遮断し、保存温度を守ることで、甘みと栄養を長く楽しめます。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器に移す
直射日光と高温を避ける
冷蔵庫は4℃前後に保つ
冷凍する場合は空気抜きできるジップロックに入れる
解凍は冷蔵庫でゆっくり行う

腐敗の見分け方

色が濁っている
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
泡立ちや炭酸が異常に増えている
カビが生えている
味が極端に甘くなるか苦くなる

よくある質問

A
はい、開封後すぐに密閉容器に入れ、-18℃以下で冷凍すれば2〜3か月保存可能です。解凍は冷蔵庫で行うと風味が落ちにくいです。
A
賞味期限は「品質が保たれる期間」の目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、色・匂い・味に異常がないか必ず確認してください。異常があれば摂取しない方が安全です。
A
開封後は色が濁らず、透明感があるか、酸っぱい・腐敗臭がしないかをチェックします。また、泡立ちが急に増えている場合は発酵が進んでいる可能性があります。
A
料理に使用した残りは、すぐに密閉容器に移し替えて冷蔵で5日以内に使い切ります。加熱調理後は再度加熱しないと細菌増殖のリスクが高まりますので、なるべく一度に使用する量を計算しておくと安全です。
A
ビタミンCは熱と光に弱いため、未開封は暗所・常温で保存し、開封後は空気を遮断できる密閉容器で冷蔵するのが最適です。冷凍保存する場合は、急速冷凍で酸化を最小限に抑えると、解凍後も栄養価が保たれます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください