果物

赤系高糖度(ぶどう品種)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日
冷凍保存
6〜12か月
未開封 製造日から約10日
開封後 5〜7日以内

赤系高糖度は糖度が高く甘みが際立つ赤系ぶどうです。鮮度を長持ちさせるには適切な保存が不可欠です。本記事では賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を詳しく解説します。

赤系高糖度の基本情報

赤系高糖度は日本国内外で栽培される赤色のぶどう品種で、糖度は約18〜20%と高めです。甘みが強いためそのまま食べるほか、ワインやジャム、デザートの材料としても利用されます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

ぶどうは生鮮食品のため「消費期限」よりも「賞味期限」が表示されることが多いです。賞味期限は品質が保たれる目安で、開封後はできるだけ早く食べ切ることが推奨されます。

  • 未開封状態(販売店の包装)での賞味期限目安:製造日から約10日
  • 開封後(包装を開いた状態)の目安:5〜7日以内に食べ切る

保存方法の詳細

常温保存

常温(20〜25℃)では糖度が高いほど発酵が進みやすく、1〜2日で風味が低下します。急ぎで食べる場合を除き、常温保存は避けましょう。

冷蔵保存

最適温度は0〜2℃の低温です。通気性のあるビニールバッグや穴あき容器に入れ、湿度は80〜90%を保つと鮮度が長持ちします。冷蔵庫の野菜室で保存すれば、7〜14日間品質を保てます。

冷凍保存

冷凍は糖度が高いぶどうでも可能です。洗浄後は水気をしっかり拭き取り、単粒または小分けにしてジップロック等の密閉袋に入れ、-18℃以下で保存します。品質保持期間は約6〜12か月です。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、冷水に短時間浸すと食感が残ります。

保存容器や包装のおすすめ

・通気性のあるビニールバッグ(小さな穴を開ける)
・プラスチック製の通気容器(通気口付き)
・冷凍用ジップロックは空気をできるだけ抜いて密封
・洗う前に保存すると水分が腐敗を促進するため、食べる直前に洗う

季節別の注意点

収穫シーズン(夏〜秋)には特に糖度が高くなるため、早めに冷蔵へ移すことが重要です。冬季は低温環境が自然に近いため、常温での保存は数時間程度に留め、できるだけ冷蔵に移すようにしましょう。

まとめ

赤系高糖度は甘みが強く、適切な温度管理と包装で鮮度と風味を長く保てます。常温保存は短時間、冷蔵で1〜2週間、冷凍で半年以上保存可能です。上記のポイントを守り、美味しさを最大限に楽しんでください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
通気性のあるビニールバッグで保存し、袋に小さな穴を開ける
食べる直前まで洗わず、水分が付かないようにする
他のエチレン放出果物(バナナ・リンゴ)と離して保存する

腐敗の見分け方

表面に白や黒のカビが生える
柔らかくなりすぎてへたりが見られる
異臭(酵母臭や酸っぱい臭い)がする
果肉がべたべたした粘りを帯びる

よくある質問

A
糖度が高いと発酵が進みやすく、温度が上がるとすぐに風味が落ちます。0〜2℃の冷蔵が最適で、開封後はできるだけ早く食べ切る(5〜7日以内)ことが推奨されます。
A
表面がツヤのある深紅で、粒がしっかりと詰まっているものが鮮度が高いです。皮にシワやしみ、カビがないか確認し、触っても硬さが残っているかをチェックしてください。
A
加熱処理したジャムは密閉容器に入れ、冷暗所で保存すれば開封後1か月程度持ちます。冷蔵保存の場合は2〜3週間が目安です。冷凍保存は1か月以内に使用してください。
A
ビタミンCは熱と光に弱いので、冷蔵保存時は暗所に置き、なるべく早く食べるのがベストです。冷凍する場合は急速冷凍し、解凍は冷蔵庫でゆっくり行うとポリフェノールの酸化を抑えられます。
A
収穫期(夏〜秋)は糖度が最高になるため、すぐに冷蔵へ移すことが重要です。冬季は外気温が低いため、常温での保存は数時間に留め、早めに冷蔵に移すと品質低下を防げます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください