結論から言うと、竜眼（ドライフルーツ）は未開封で約12か月、開封後は冷蔵で約6か月保存できます。適切な容器と温度管理をすれば、風味と栄養を長く保てます。
竜眼の基本情報
竜眼は乾燥させたリュウガン（ライチ科）で、甘みとやや粘りが特徴のドライフルーツです。100gあたり約68kcalと低カロリーで、ビタミンCやカリウム、食物繊維を含みます。乾燥過程で水分が減少するため、保存性は生果実より高くなりますが、湿度や光に弱い点があります。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限：風味や食感が保証される期間。未開封のパッケージは製造日から約12か月が目安です。
- 消費期限：安全に食べられる期限。ドライフルーツは微生物増殖リスクが低いため、賞味期限と同等に扱われることが多いですが、開封後は早めに消費するのが安全です。
保存方法の詳細
常温保存（室温）
密閉できるジッパー付きビニール袋や真空パックに入れ、直射日光と湿気を避けた涼しい場所で保存します。開封後は1〜2か月以内に使い切ることを目安にしてください。
冷蔵保存
開封後は冷蔵庫の野菜室（約0〜5℃）に入れ、密閉容器に移し替えると約6か月持ちます。冷蔵により酸化が遅くなり、風味が保ちやすくなります。
冷凍保存
長期保存が必要な場合は、冷凍庫（-18℃以下）に入れます。ジッパー付きフリーザーバッグに小分けして空気を抜き、最大12か月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、常温で30分程度置くだけでOKです。
保存容器や包装のおすすめ
- ジッパー付き密閉ビニール袋（二重包装がベスト）
- 真空シーラーで空気を抜くと酸化がさらに抑制されます
- 遮光性のあるプラスチック容器やガラス瓶で光による劣化を防止
季節別の注意点
竜眼は一年中販売されていますが、湿度が高くなる梅雨や夏場は特に湿気対策が重要です。湿度が70％を超える時期は、冷蔵または冷凍での保存を検討してください。
まとめ
竜眼（ドライフルーツ）は未開封で約12か月、開封後は冷蔵で約6か月、冷凍で最大12か月保存できます。密閉容器・遮光・低温を守り、湿気と光を避ければ、甘みと栄養を長く楽しめます。
