夏橙は、甘みと爽やかな酸味が特徴の柑橘類です。正しい保存をすれば、冷蔵で2〜3週間、冷凍で約1か月と長く楽しめます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、季節別の注意点を含めた保存方法を詳しく紹介します。
夏橙の基本情報
夏橙は直径約7〜9cmの中型の柑橘で、皮は薄くて香りが強く、果肉はジューシーです。100gあたり約68kcalと低カロリーで、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富に含まれます。日本国内では主に温暖な地域で栽培されており、産地は特定できないため「日本各地で栽培されることが多い」と表記します。
賞味期限・消費期限の違いと目安
・賞味期限は品質が保たれる期間で、未開封の夏橙は冷蔵で約14〜21日、常温で約3〜5日が目安です。
・消費期限は安全に食べられる期限で、開封（カット）後は冷蔵で2〜3日以内に使用してください。
保存方法の詳細
常温保存（3〜5日）
風通しの良い冷暗所に置き、直射日光や高温多湿を避けます。エチレンを放出するバナナやリンゴと離して保存すると、熟成が遅れます。
冷蔵保存（野菜室で14〜21日）
果実は乾燥しやすいので、通気性のあるビニール袋（小さな穴を開ける）に入れ、野菜室の果物用引き出しに入れます。洗うのは食べる直前にしましょう。
冷凍保存（皮をむいて約4週間）
皮をむき、果肉を一口大にカットしてフリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜きます。冷凍したままスムージーやデザートに利用すると栄養素の損失を抑えられます。
保存容器・包装のおすすめ
・通気性ビニール袋（小穴あり）
・密閉できるプラスチック容器（乾燥防止用にキッチンペーパーを敷く）
・冷凍時はフリーザーバッグに二重に封をする
季節別の注意点
夏場は高温になるため、購入後はすぐに冷蔵へ移すことが重要です。逆に冬場は室温が低くなるため、常温保存でも品質が保ちやすくなりますが、結露が付くとカビの原因になるので、乾燥させてから保存してください。
まとめ
夏橙は適切に保存すれば冷蔵で2〜3週間、冷凍で約1か月持ちます。常温保存は3〜5日が目安で、開封後は冷蔵で2〜3日以内に食べ切ることが安全です。上記のポイントを守って、夏橙の甘酸っぱい風味と栄養を最大限に楽しみましょう。
