果物

巨峰(果物)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 常温で1〜2日、冷蔵で5〜7日、冷凍で1〜2ヶ月
開封後 常温で1日以内、冷蔵で3〜5日、冷凍で1〜2ヶ月

巨峰(きょほう)は甘みが強く、食べごたえのある大粒のブドウです。鮮度を保つには適切な保存が不可欠です。本記事では、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法をわかりやすく解説します。

巨峰の基本情報

・分類: ブドウ科に属する果物
・品種名: 巨峰(きょほう)
・特徴: 大粒で甘みが強く、皮が厚め。日本各地で栽培されています。
・栄養価(100gあたり): エネルギー約63kcal、ビタミンC、ポリフェノール(抗酸化作用)などが含まれます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

果物は「賞味期限」と「消費期限」の区別が重要です。賞味期限は味や食感が最良の期間、消費期限は安全に食べられる最終期限です。巨峰は保存状態により以下の目安が一般的です。

  • 常温(涼しい風通しの良い場所): 賞味期限 1〜2日、消費期限 2〜3日
  • 冷蔵(野菜室): 賞味期限 5〜7日、消費期限 7〜10日
  • 冷凍(粒を外して保存): 賞味期限 1〜2ヶ月、消費期限 2〜3ヶ月

保存方法の詳細

常温保存

風通しの良い暗所に置き、直射日光と高温を避けます。房のまま保存すると、実同士が触れ合い過ぎて傷みやすくなるため、できるだけ房のまま新聞紙で包んで通気性を確保します。

冷蔵保存(推奨)

冷蔵庫の野菜室で保存します。以下の手順で行うと鮮度が長持ちします。

  1. 房のまま新聞紙で包むか、穴あきビニール袋に入れる。
  2. できるだけ早めに食べ切れる量だけ房から外す。
  3. 湿度が高すぎるとカビが生えるため、袋の口は軽く閉じる程度に。

冷凍保存

粒を外し、洗って水気を拭き取った後、フリーザーバッグに平らに入れて空気を抜きます。冷凍庫は-18℃以下を保ち、保存期間は1〜2ヶ月が目安です。解凍は冷蔵庫で自然解凍すると風味が保たれます。

保存容器や包装のおすすめ

・新聞紙: 通気性があり、湿度調整に優れる。

・穴あきビニール袋: 余分な水分が逃げやすく、乾燥を防止。

・フリーザーバッグ: 空気抜きがしやすく、冷凍時の霜つきを防止。

季節別の注意点

巨峰は主に夏から秋にかけて出荷されますが、季節外の輸入品は保存期間が短くなる傾向があります。特に高温になる夏場は、購入後できるだけ早めに冷蔵へ移すことが重要です。

まとめ

巨峰は冷蔵保存が最も適していますが、常温でも短期間で食べ切れば問題ありません。冷凍すれば1〜2ヶ月保存可能です。正しい包装と温度管理で、甘みと栄養を長く楽しみましょう。

詳しくはピオーネ(果物)の賞味期限と正しい保存方法をご参照ください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
房のまま新聞紙で包んで通気性を保つ
食べる分だけ房から外し、残りはまとめて保存する
冷凍する際は粒を外し、フリーザーバッグに入れて空気を抜く
直射日光や高温を避け、風通しの良い場所で常温保存する

腐敗の見分け方

表面がしんなりしている
変色(黒や茶色)している
甘酸っぱい異臭がする
ぬめりが出ている
カビが生えている

よくある質問

A
冷凍保存しても甘みは大きく変わりませんが、解凍時に水分が出やすくなるため、自然解凍(冷蔵庫)をおすすめします。保存期間は1〜2ヶ月が目安です。
A
粒がつややかで皮がしっかりしているものが鮮度良し。しんなりしたり、表面にシミやカビがあるものは避けましょう。
A
房のまま保存すると実同士が圧迫されやすく、傷みが早まります。新聞紙で包むか、穴あきビニール袋に入れ、できるだけ早く食べ切る分だけ外すと長持ちします。
A
ビタミンCは熱と光に弱いので、暗所で冷蔵保存し、できるだけ早めに食べるのがベストです。冷凍する場合は、急速冷凍で細胞壁の破壊を最小限に抑えます。
A
季節外の輸入品は熟成が進んでいることが多く、常温保存は避け、すぐに冷蔵庫の野菜室へ移し、5日以内に消費することをおすすめします。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください