果物

ドリアン(果物)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
3〜7日
冷凍保存
約1ヶ月(果肉のみ)
未開封 収穫後約3〜7日(常温)
開封後 2〜3日以内(常温)

ドリアンは熱帯の香り高い大型果実です。保存は温度管理が鍵で、10℃以下にすると低温障害が起きやすくなります。ここでは、賞味期限の目安と、常温・冷凍での安全な保存方法を詳しく解説します。

ドリアンの基本情報

ドリアンはアオイ科に属し、重量は1〜3kgほどです。甘くクリーミーな果肉は、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富で、100gあたり約107kcalとエネルギーも適度です。強い香りが特徴ですが、熟度が進むと甘味が増し、食感は柔らかくなります。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は品質が保たれる期間です。未開封のドリアンは常温で約3〜7日が目安です。
  • 消費期限は安全に食べられる期限です。開封後はできるだけ早く(2〜3日以内)食べ切ることを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存(推奨)

熟したドリアンは、20〜25℃の風通しの良い暗所で保存します。直射日光や高温(30℃以上)は避け、紙箱や通気性のあるバスケットに入れると効果的です。

冷蔵保存(非推奨)

ドリアンは10℃以下になると低温障害を起こし、果肉が硬くなり風味が損なわれます。そのため、冷蔵庫での保存は原則避けてください。

冷凍保存

果肉だけを取り出し、密閉できるフリーザーバッグに入れて空気を抜き、-18℃以下の冷凍庫で保存します。保存期間は約1ヶ月です。解凍は冷蔵庫(10〜15℃)でゆっくり行うと、風味を保ちやすくなります。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性のある紙箱や麻袋で全体を包む。
  • 果肉はラップでしっかり密閉し、ジップロックバッグに入れる。
  • 冷凍時は平らに広げて凍らせ、重ねない。

季節別の注意点

ドリアンは主に雨季(5〜9月)に収穫されますが、輸入品は通年販売があります。雨季は湿度が高くなるため、風通しの良い場所での保存が特に重要です。乾季は温度が上がりやすいので、直射日光を避ける工夫が必要です。

まとめ

ドリアンは常温での保存が基本です。10℃以下の低温は避け、風通しの良い暗所で3〜7日、果肉は密閉して冷凍すれば約1ヶ月持ちます。腐敗サインを見逃さず、鮮度を保ったままその独特な風味と栄養を楽しみましょう。

保存のコツ

常温20〜25℃の風通しの良い暗所で保管する
直射日光を避け、紙箱や麻袋で覆う
果肉はラップで密閉しジップロックに入れる
冷凍は果肉のみ取り出し、空気抜きして保存する

腐敗の見分け方

強い酸っぱい臭いがする
果肉が黒く変色する
粘りが増えてぬめりが出る
カビが生えている

よくある質問

A
はい、果肉だけを取り出して密閉容器に入れ、-18℃以下で保存すれば約1ヶ月持ちます。解凍は冷蔵庫(10〜15℃)でゆっくり行うと風味が保たれます。
A
賞味期限は品質の目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、腐敗サイン(異臭・変色・粘り・カビ)がある場合は食べずに廃棄してください。
A
約20〜25℃が最適です。10℃以下になると低温障害で果肉が硬くなり、風味が損なわれます。
A
外皮に小さな割れ目やへこみがなく、全体が均一な淡黄褐色で、軽く押したときに柔らかさが感じられるものが鮮度が高いです。強い酸っぱい臭いや粘りが出ている場合は劣化しています。
A
調理後はすぐに密閉容器に入れ、常温で2時間以内に消費するか、冷凍保存(-18℃以下)で最大1週間保存できます。冷蔵は低温障害のリスクがあるため、短時間(数時間)にとどめるのが安全です。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本フルーツ・ベリー協会「熱帯果実の取り扱いガイド」
FAO(国連食糧農業機関)「Tropical Fruit Postharvest Handling」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください