果物

ドライパイナップル(乾物)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2週間
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 製造日から約1〜2週間(常温)
開封後 開封後3〜5日以内

ドライパイナップルは、甘みが凝縮された乾燥果実です。保存環境によって賞味期限が大きく変わりますが、基本は「常温で乾燥を防ぎ、低温(10℃以下)は避ける」ことがポイントです。この記事では、賞味期限の目安と安全に長持ちさせる保存方法を詳しく解説します。

ドライパイナップルの基本情報

ドライパイナップルはパイナップル科(Bromeliaceae)に属する熱帯果実を乾燥させた加工食品です。100gあたり約58kcalと、フレッシュのパイナップルに比べてエネルギーが濃縮されています。食物繊維やビタミンC、ビタミンB群、ミネラル(マグネシウム・カリウム)も含まれ、スナックや料理のアクセントとして幅広く利用されています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

乾燥食品は「賞味期限」が表示されることが多く、品質が保たれる期間を示します。開封後は空気・湿気が入りやすくなるため、開封後の期限は別途設定されます。

  • 未開封・常温保存: 製造日から約1〜2週間が目安です。
  • 未開封・冷凍保存: 1〜2ヶ月程度で品質が保たれます。
  • 開封後・常温保存: 3〜5日以内に消費することをおすすめします。

※保存環境や包装状態により変動するため、個体差があります。

保存方法の詳細

常温(10〜20℃)での保存

乾燥状態を保つために最も適した温度帯です。直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い涼しい場所で保存します。密閉できるジップロックや真空パックに入れると、湿気の侵入を防げます。

冷蔵保存は非推奨

ドライパイナップルは低温障害を起こしやすく、10℃以下になると食感が硬くなり、風味が劣化します。そのため、冷蔵庫での保存は避け、どうしても保存期間を延ばしたい場合は冷凍を選択してください。

冷凍保存のポイント

未開封のまま冷凍庫(-18℃前後)に入れれば、約1〜2ヶ月間品質を保てます。使用時は冷蔵庫で自然解凍するか、常温で数時間置くと柔らかくなります。解凍後は早めに消費してください。

保存容器・包装のおすすめ

  • 密閉できるジップロックや真空保存袋
  • 光を遮断できる不透明な容器
  • 乾燥剤(シリカゲル)を1枚同梱すると湿気対策に効果的

季節別の注意点

夏場は高温と湿度が上がりやすいため、特に保存場所の温度管理が重要です。エアコンが効いた室内やクーラーボックスに入れた上で常温保存すると、劣化を防げます。冬場は室温が低くなりすぎないよう、暖かい場所に置くと良いです。

まとめ

ドライパイナップルは常温(10〜20℃)で密閉保存すれば、未開封で約1〜2週間、冷凍で約1〜2ヶ月持ちます。低温(10℃以下)は食感と風味を損なうため、冷蔵は避けましょう。湿気と光を遮断する包装が長持ちの鍵です。

保存のコツ

直射日光を避ける
密閉容器で保存する
乾燥剤を同梱する
常温(10〜20℃)で風通しの良い場所に置く

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がべたつく
カビが生えている

よくある質問

A
はい。10℃以下の環境に置くと低温障害が起こり、食感が硬くなり風味が劣化します。冷蔵保存は避け、常温または冷凍での保存をおすすめします。
A
色が変わって暗くなったり、甘い香りが失われて異臭がしたりしたら劣化です。また、表面がべたつく・粘りが出た場合は湿気が入っているサインです。
A
調理後は余った分をすぐに密閉容器に移し、常温で保存します。冷蔵は食感が変わるため、できるだけ早め(24時間以内)に使い切ると安全です。
A
ビタミンCは熱と光に弱いので、光を遮断できる不透明容器に入れ、常温で乾燥させた状態を保つことが最も効果的です。冷凍保存でも短期間であれば栄養損失は最小限です。
A
夏は高温・高湿度になるため、保存場所の温度管理と湿気対策が特に重要です。冬は室温が低くなりすぎないよう、暖かい場所で保管してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください