だいだいは収穫後すぐに冷蔵すれば約2〜3週間、常温でも3〜7日持ちます。冷凍すれば約1ヶ月保存でき、鮮度と栄養を保つポイントは温度管理と包装です。

だいだいの基本情報

だいだいはミカン科(Rutaceae)に属する柑橘類の果物です。外皮はオレンジがかった黄色で、甘酸っぱい果肉が特徴です。100gあたり約68kcalで、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富です。

賞味期限と消費期限の違いと目安

だいだいは生鮮食品のため「消費期限」ではなく「賞味期限」が表示されます。未開封の状態で冷蔵保存した場合、目安は収穫後約14〜21日です。開封後はできるだけ早く食べきることをおすすめしますが、冷蔵であれば約7日以内に食べ切ると安全です。

保存方法の詳細

常温保存

風通しの良い冷暗所(20〜22℃)で保存し、直射日光や高温多湿を避けます。紙袋や通気性のある容器に入れ、3〜7日で消費してください。

冷蔵保存(果物室)

冷蔵庫の果物室(0〜5℃)に入れ、紙袋やプラスチック容器に入れて湿度を調整します。2〜3週間(14〜21日)を目安に食べ切りましょう。

冷凍保存

皮をむき、薄切りまたはくし形にカットしてから、密閉できるフリーザーバッグに入れます。できるだけ空気を抜き、-18℃以下で約1ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、流水で短時間解凍してください。

保存容器・包装のおすすめ

  • 紙袋:通気性があり、湿度が適度に保てる。
  • 密閉プラスチック容器:乾燥防止に有効。ただし、結露ができやすいので、内部にキッチンペーパーを敷く。
  • フリーザーバッグ:空気をしっかり抜いてから封をする。

季節別の注意点

だいだいは主に秋から冬にかけて出回ります。収穫時期が近いほど甘味が強く、保存期間も長くなります。季節が外れると輸入品になることがあり、保存状態が異なる場合がありますので、購入時に鮮度を確認しましょう。

まとめ

だいだいは正しい温度管理と適切な包装で、常温で3〜7日、冷蔵で2〜3週間、冷凍で約1ヶ月保存できます。腐敗サインに注意し、鮮度を保ったまま美味しく楽しんでください。