結論から言うと、べにほっぺは冷蔵で2〜3日、冷凍で1〜2ヶ月保存できます。常温では数時間しか持たないため、すぐに冷蔵庫へ移すことが鮮度を保つポイントです。

べにほっぺの基本情報

べにほっぺはバラ科に属するいちご品種で、甘みが強く果肉がしっかりしています。100gあたり約48kcalと低カロリーで、ビタミンCや食物繊維、ポリフェノールが豊富です。ヘタが付いたまま販売されることが多く、ヘタを下にして保存すると傷みにくくなります。

賞味期限・消費期限の違いと目安

いちごは生鮮果物のため「消費期限」ではなく「賞味期限」が表示されることが一般的です。べにほっぺの賞味期限は、収穫・出荷日から冷蔵で約2〜3日とされています。常温での保存は数時間が限度なので、賞味期限を過ぎてもすぐに食べるのは避けましょう。

保存方法の詳細

  • 常温保存：数時間〜半日。直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所に置くと多少持ちますが、鮮度は急速に低下します。
  • 冷蔵保存（野菜室）：パックのままヘタを下にして2〜3日。紙容器や通気性のあるプラスチックケースに入れると湿度が調整でき、カビの発生を抑えられます。
  • 冷凍保存：洗って水気をしっかり拭き取り、ジップロックや密閉容器に入れて1〜2ヶ月。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、料理に直接使用すると栄養流失を最小限に抑えられます。

保存容器や包装のおすすめ

・通気性のある紙容器：湿度を調整し、カビの発生を防止。
・ジップロック（小分け）：冷凍時に空気を抜いて密閉することで、霜焼きを防げます。

季節別の注意点

べにほっぺは主に春から初夏にかけて出荷されます。季節が進むと糖度が上がりやすくなるため、冷蔵保存でも早めに消費することが推奨されます。夏場は特に常温での保存が危険です。

まとめ

べにほっぺは鮮度が命のいちごです。購入後はすぐに冷蔵庫の野菜室へ移し、ヘタは下向きにして保存しましょう。冷凍保存であれば1〜2ヶ月持ち、料理に活用しやすくなります。保存のコツと腐敗サインを把握して、いつでも美味しいべにほっぺを楽しんでください。

参考：[[紅ほっぺ（果物）の賞味期限と正しい保存方法｜鮮度を長持ちさせるコツ（果物）]]