果物

バナナ(果物)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
3〜7日(風通しの良い冷暗所)
冷凍保存
1〜2ヶ月(皮をむいてカット)
未開封 購入日から約7〜14日(常温)
開封後 皮をむいた後は冷凍で約1〜2ヶ月

バナナは手軽に食べられる人気の果物ですが、保存方法を間違えるとすぐに傷んでしまいます。ここでは、バナナの賞味期限の目安と、低温障害を防ぎながら鮮度を保つ正しい保存テクニックをまとめました。

バナナの基本情報

バナナはバショウ科に属し、熱帯地域で主に栽培される果物です。1本(約120 g)あたり約93kcalのエネルギーを含み、ビタミンB6、ビタミンC、食物繊維、カリウムが豊富です。熟成が進むと甘味が増し、エネルギー補給やデザートに最適です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

バナナは加工食品ではないため、一般的に「賞味期限」の表示はありません。購入後の鮮度目安は次の通りです。

  • 常温(涼しい風通しの良い場所): 7〜14日
  • 冷蔵(野菜室): 2〜3週間(熟したものを短期間で消費する場合に限る)
  • 冷凍: 1〜2ヶ月(皮をむきカットして保存)

※冷蔵保存は低温障害のリスクがあるため、熟したバナナを早く食べ切る予定があるときだけ利用してください。

保存方法の詳細

常温保存

バナナは常温で保存するのが基本です。直射日光や高温を避け、風通しの良い暗所に吊るすか、箱に入れて保存します。熟成が進むと甘みが増すので、食べ頃を見計らって購入後すぐに食べるか、熟すまで待ちます。

冷蔵保存(低温障害に注意)

熟したバナナをすぐに食べ切れない場合は、皮を軽くラップで包み、密閉できるビニール袋に入れて野菜室で保存します。低温により黒く変色しますが、果肉は食べられます。できるだけ3日以内に消費することを目安にしてください。

冷凍保存

皮をむき、食べやすいサイズにカットしてから、フリーザーバッグに入れ空気を抜きます。冷凍庫(-18℃以下)で保存すれば約1〜2ヶ月保存可能です。スムージーやお菓子作りに便利です。

保存容器や包装のおすすめ

  • 常温保存は紙製のバナナスタンドや吊り下げ用ネットを使用し、通気性を確保。
  • 冷蔵保存はラップで皮を包み、ジッパー付きビニール袋に入れると乾燥を防げます。
  • 冷凍保存は耐冷ジップロックバッグを使用し、できるだけ空気を抜いてから平らに置くと解凍時の品質が保たれます。

季節別の注意点

バナナは一年中出回っていますが、輸入量が増える夏季は特に熟成が早くなる傾向があります。夏場は常温保存期間をやや短めに設定し、早めに消費することをおすすめします。

まとめ

バナナは常温での保存が基本ですが、熟したものは冷蔵で短期間保存、長期保存は冷凍が有効です。低温障害に注意し、適切な包装と保存温度を守ることで、甘くて美味しいバナナを長く楽しめます。

詳しくは、[[千秋(果物・りんご)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ(果物)]] や [[糸三つ葉(野菜)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ(野菜)]] も参考にしてください。

保存のコツ

購入後すぐに風通しの良い場所へ移す
熟したバナナはラップで包みジッパー袋に入れて冷蔵する
冷凍する際は皮をむきカットして空気を抜く
乾燥を防ぐために紙袋や通気性のある容器を使用する

腐敗の見分け方

皮が黒く変色し、斑点が増えている
異臭がする(酢酸臭や腐敗臭)
果肉が柔らかくぬめりがある
カビが生えている

よくある質問

A
はい、低温障害で皮が黒くなるだけで果肉は食べられます。ただし、黒変が進んだ場合は甘味が減少し、食感が変わることがあります。できるだけ3日以内に消費すると良いです。
A
皮をむき、食べやすい大きさにカットしてからジッパー付きフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて冷凍保存します。-18℃以下の冷凍庫で約1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍すると風味が保たれます。
A
皮の色が均一で、緑が残っているか薄い黄色のものはまだ熟していません。全体が鮮やかな黄色で、少し黒い斑点があると食べ頃です。触っても柔らかすぎないものがベストです。
A
切ったバナナはレモン汁や酢を薄くまぶすと酵素の働きを抑え、変色を遅らせられます。その後、密閉容器に入れて冷蔵すれば数時間は色を保てます。
A
夏場は気温が高く熟成が早まるため、常温保存は5〜7日程度に短縮した方が安全です。冬場は涼しい環境が保ちやすく、7〜14日程度持ちますが、どちらも低温障害に注意し、熟したものは早めに消費してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください