穀物

裏漉し餡(和菓子)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
30℃以下で最大60日(未開封)
冷凍保存
-18℃で約8週間
未開封 製造日から約90日(未開封・常温保存)
開封後 冷蔵で14日以内、冷凍で8週間以内

裏漉し餡は、和菓子に欠かせない甘味の要です。正しい保存で賞味期限を伸ばし、美味しさと栄養を保ちましょう。

裏漉し餡の基本情報

裏漉し餡は、主に小豆を裏漉し(細かいこし器でこす)した甘いペーストです。保存期間は製造工程や包装状態により変わりますが、未開封・適切に保存すれば数か月は品質を保てます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

賞味期限は、風味や食感が最良の状態である期間です。裏漉し餡は未開封で冷蔵保存した場合、約14日が目安です。
消費期限は安全に食べられる最終日です。開封後はできるだけ早めに使用し、7日以内に消費することを推奨します。

保存方法の詳細

常温:未開封の真空パックであれば、直射日光と高温を避け、30℃以下の涼しい場所で最大2か月保存可能です。開封後は常温保存は避けましょう。

冷蔵:開封後は密閉容器に移し、4℃前後の冷蔵庫で保存します。目安は14日以内です。長期間保存したい場合は、1回分ずつ小分けにすると品質保持に効果的です。

冷凍:冷凍保存は最も長持ちします。密閉できるフリーザーバッグや耐冷容器に入れ、-18℃以下で保存し、8週間(約2か月)以内に使用してください。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再冷凍は避けます。

保存容器・包装のおすすめ

  • 真空パックが未開封の場合はそのまま保存。
  • 開封後は、密閉できるプラスチック容器かジップロックバッグを使用。
  • 冷凍時は空気をできるだけ抜いたフリーザーバッグに平らに入れ、重ねやすくします。

季節別の注意点

夏季は温度上昇により劣化が早まります。特に常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍で管理しましょう。冬季は冷蔵庫の温度が低すぎないよう、設定温度を5〜7℃に保つと食感が固くなりすぎません。

まとめ

裏漉し餡は未開封で常温保存が可能ですが、開封後は冷蔵で約14日、冷凍で約8週間が安全な目安です。密閉容器で空気を遮断し、季節に合わせた温度管理を行うことで、甘みと食感を長く楽しめます。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器へ移す
冷蔵庫の野菜室ではなく本体で保存する
冷凍する際は空気をできるだけ抜く
小分けにして必要分だけ解凍する
直射日光や高温多湿を避ける

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面にぬめりが出ている
カビが生えている
粒が固くなり食感が変わっている

よくある質問

A
開封後は常温保存は避けるべきです。温度が上がると雑菌が増殖しやすく、風味も劣化します。必ず冷蔵(4℃)または冷凍で保存してください。
A
冷凍した裏漉し餡は、冷蔵庫内でゆっくり自然解凍するのがベストです。急速解凍(電子レンジ等)は水分が分離し、べたつきやすくなります。解凍後は軽く混ぜて均一に戻してください。
A
賞味期限が過ぎても、次の腐敗サインが無ければ食べられる可能性があります。変色、異臭、ぬめり、カビの有無を確認し、異常があれば廃棄してください。
A
和菓子に使用した裏漉し餡は、餅や団子と一緒に密閉容器に入れ、冷蔵で3日以内に消費するのが安全です。長期保存したい場合は、餡だけを別容器に冷凍し、食べる直前に解凍して使用してください。
A
栄養素の損失を抑えるには、光と酸素を遮断できる密閉容器で冷蔵保存し、なるべく早めに使用することが重要です。冷凍保存でも栄養はほぼ保持されますが、解凍時に過度に加熱しないよう注意してください。
A
夏は冷蔵庫内温度が上がりやすくなるため、温度が5〜7℃になるよう設定し、できるだけ冷蔵庫の奥で保存します。また、開封後は2〜3日以内に使い切るよう心がけ、早めに冷凍に移すと安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください