穀物

山芋練り切り(和菓子)の賞味期限と正しい保存方法

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2ヶ月(13〜15℃の冷暗所)
冷凍保存
1〜2ヶ月(加熱後に冷凍保存)
未開封 製造日から約1〜2ヶ月(常温・冷暗所)
開封後 開封後は1週間以内に食べ切ることを推奨

山芋練り切りは、山芋をすりつぶして作る和菓子です。賞味期限は常温で1〜2ヶ月と長めですが、低温保存は逆に品質を損なうため、冷暗所での保管が最適です。ここでは、賞味期限の目安と安全に長持ちさせる保存方法をまとめました。

山芋練り切りの基本情報

山芋練り切りは、山芋(根菜)をすり、砂糖やきな粉などで味付けした伝統的な和菓子です。保存状態によって食感や風味が変わりやすいので、適切な管理が重要です。

賞味期限と消費期限の違いと目安

和菓子は「賞味期限」が設定されます。賞味期限は製造日から品質が保たれる目安で、風味や食感が最良の状態である期間です。山芋練り切りの場合、未開封で常温保存した場合の目安は製造日から約1〜2ヶ月です。開封後は空気や湿度の影響で劣化が早まるため、1週間以内に食べ切ることをおすすめします。

保存方法の詳細

  • 常温(13〜15℃の冷暗所):新聞紙や紙箱に包み、直射日光と湿気を避けると1〜2ヶ月持ちます。
  • 冷蔵保存は非推奨:山芋は低温障害を起こしやすく、食感が硬くなり風味が損なわれます。
  • 冷凍保存(加熱後):一度加熱(湯通しや蒸し)した後、密閉容器に入れて冷凍すれば1〜2ヶ月保存可能です。解凍は自然解凍か、低温の湯で温めると良いです。

保存容器や包装のおすすめ

新聞紙無漂白の紙袋で包むと湿度調整がしやすくなります。
・密閉できるジッパー付きプラスチック容器は、冷凍時に酸化を防ぎます。
・長期保存時は、容器の中に乾燥剤(シリカゲル)を入れすぎないよう注意してください。

季節別の注意点

夏場は温度が上がりやすく、カビや腐敗が早まります。特に湿度が高い時期は、保存場所の換気を十分に行い、紙包装をこまめにチェックしましょう。冬場は逆に温度が低すぎると低温障害が起きやすいので、暖かい部屋の隅に置くのがポイントです。

まとめ

山芋練り切りは、正しい常温保存で1〜2ヶ月、冷凍保存で加熱後なら同程度の期間を保てます。冷蔵は品質を損なうため避け、新聞紙で包んで湿度と温度を管理するのが最も安全です。賞味期限内に美味しく食べ切るために、上記のポイントをぜひ活用してください。

保存のコツ

新聞紙に包んで冷暗所に保管する
直射日光と湿気を避ける
冷蔵は絶対にしない
加熱後に冷凍すれば長持ちする
解凍は自然解凍または低温湯で温める

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がべたつく
カビが生えている
硬くなり食感が変わっている

よくある質問

A
いいえ、山芋は低温障害を起こしやすく、冷蔵保存は品質が劣化します。常温の冷暗所で保存してください。
A
未開封の状態で常温(13〜15℃)に保存した場合、製造日から約1〜2ヶ月が目安です。開封後は1週間以内に食べ切ることをおすすめします。
A
一度加熱(湯通しや蒸し)してから密閉容器に入れ、冷凍庫で保存します。保存期間は1〜2ヶ月です。解凍は自然解凍か、低温の湯で温めると食感が戻りやすいです。
A
色が変わっている、異臭がする、表面がべたつく、カビが生えている、硬くなり食感が変わっている場合は腐敗のサインです。これらが見られたら食べないでください。
A
低温保存はビタミンCの減少を早めるため、13〜15℃の冷暗所で新聞紙に包んで保存するのが最適です。加熱して冷凍する場合は、加熱時間を短くし、急速冷凍すると栄養損失を抑えられます。
A
料理にした場合は、加熱後すぐに冷暗所で保存し、24時間以内に食べ切るのが安全です。再加熱して食べる場合は、必ず中心部まで十分に加熱してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください