穀物

フルーツ大福(和菓子)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約3分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
数時間〜1日(パッケージ指示に従う)
冷凍保存
約1か月
未開封 製造日から5日以内(冷蔵)
開封後 開封後2〜3日以内(冷蔵)

フルーツ大福は、もち米の餅と甘いあんにベリー類などのフルーツを包んだ和菓子です。鮮やかな果実の風味を保つためには、保存方法が重要です。ここでは、賞味期限と消費期限の目安、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存ポイント、そして腐敗サインの見分け方を管理栄養士が分かりやすく解説します。

フルーツ大福の基本情報

賞味期限と消費期限の違いと目安

和菓子は保存状態により品質が変化しやすく、賞味期限は風味・食感が最良の期間消費期限は安全に食べられる最終日を示します。フルーツ大福の場合、一般的に以下の目安が用いられます。

  • 未開封・冷蔵保存:製造日から約5日以内が賞味期限、同期間内であれば消費期限も同様です。
  • 開封後・冷蔵保存:2〜3日以内に食べ切ることを推奨します。
  • 冷凍保存:包装が密閉されていれば約1か月が賞味期限の目安です。解凍後は速やかに消費してください。

保存方法の詳細

常温保存(室温)

パッケージに常温保存が許可されている場合でも、数時間から1日以内に食べきるのが安全です。高温多湿はカビやべたつきの原因になるため、直射日光や暖房器具から遠ざけましょう。

冷蔵保存

フルーツ大福は「生菓子」に分類されるため、必ず冷蔵(0〜5℃)で保存します。

  • 開封前:パッケージを開けたらすぐにジップロックや密閉容器に移し替える。
  • 開封後:2〜3日以内に食べ切る。
  • 保存容器は、湿気が入らないようにラップで個別に包むと、表面の乾燥やべたつきを防げます。

冷凍保存

長期保存したいときは、以下の手順で冷凍します。

  1. 個々の大福をラップでしっかり包む。
  2. さらに冷凍用保存袋に入れ、空気を抜く。
  3. 冷凍庫(-18℃以下)で最大1か月保存可能。
  4. 解凍は冷蔵庫で8〜12時間かけてゆっくり行い、常温に戻さない。

保存容器・包装のおすすめ

・ジップロックや真空パック:湿気と酸素の侵入を防ぎ、冷蔵・冷凍どちらでも使用可。
・密閉容器(プラスチックまたはガラス):小さめの容器に入れ、上からラップで覆うと形が崩れにくい。
・個別ラップ:フルーツ部分が乾燥しやすいので、軽く湿らせたキッチンペーパーで包んでからラップすると、食感が保たれます。

季節別の注意点

フルーツ大福に使用されるベリー類は季節によって水分量が変わります。夏場は果実が水分を失いやすく、冷蔵だけで乾燥が進むことがあります。夏は特に密閉度の高い包装で保存し、なるべく早く食べ切ることがポイントです。逆に冬場は低温で果実の甘みが引き立ちやすく、冷凍保存でも風味が比較的保たれます。

まとめ

フルーツ大福は、冷蔵で2〜3日、冷凍で約1か月が目安です。保存時は湿気と温度管理が鍵となり、密閉容器や個別ラップで包むと鮮度を長持ちさせられます。腐敗サイン(変色・異臭・べたつき・カビ)に注意し、早めに消費すれば、フルーツの甘さと餅の柔らかさを楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
密閉容器またはジップロックで保存する
個別にラップで包み、空気をできるだけ遮断する
冷凍する場合はラップ+保存袋で二重包装する
解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、常温に戻さない

腐敗の見分け方

表面が乾燥してひび割れ
色が暗く変色する
異臭がする
べたつきやぬめりが出る
カビが生える

よくある質問

A
はい、可能です。個別にラップで包み、冷凍用保存袋に入れて-18℃以下で保存すれば約1か月間品質を保てます。解凍は冷蔵庫で8〜12時間かけて行い、常温に戻さないようにしてください。
A
冷蔵(0〜5℃)で保存した場合、開封前は製造日から約5日、開封後は2〜3日以内に食べ切るのが目安です。時間が経つと果実の水分が失われ、食感が硬くなることがあります。
A
以下のサインが見られたら食べるのは避けてください。①表面が乾燥してひび割れ、②色が暗く変色、③酸っぱい・腐ったような異臭、④べたつきやぬめり、⑤カビの発生。
A
夏は高温と湿度が高いため、購入後すぐに冷蔵し、密閉容器またはジップロックで保存します。さらに、果実部分が乾燥しないように軽く湿らせたキッチンペーパーで包んでからラップすると、2〜3日間は風味を保てます。
A
リメイク(例:フルーツ大福パフェ)にした場合は、フルーツと餅が別々の食感になるため、冷蔵で2日以内に消費してください。余った餅は別にラップで包み、冷凍保存(約1か月)すれば後日再利用できますが、再冷凍は避けてください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください