穀物

白米(穀物)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2ヶ月
冷凍保存
炊いたご飯で約1ヶ月
未開封 製造日から約1年
開封後 開封後は密閉容器で3〜6ヶ月(冷蔵)または1〜2ヶ月(常温)

白米は正しい保存をすれば数ヶ月から半年以上鮮度を保てます。ここでは賞味期限と保存のポイントをまとめ、いつでも美味しいご飯を楽しむコツをご紹介します。

白米の基本情報

白米は精白されたイネ科のその他で、主に炭水化物(約78%)とたんぱく質(約7%)を含みます。日本各地で栽培され、家庭の主食として広く利用されています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

白米は加工食品のため「消費期限」ではなく「賞味期限」が設定されます。未開封のパックは製造日から約1年が目安です。開封後は空気・湿気が入りやすくなるため、できるだけ早く使い切ることが推奨されますが、以下の保存条件であれば数ヶ月は品質を保てます。

保存方法の詳細

常温保存(乾燥・涼しい場所)

密閉容器に入れ、直射日光と湿気を避けて保存すれば1〜2ヶ月が目安です。夏場は温度上昇で劣化が早まるため、できるだけ冷暗所を選びましょう。

冷蔵保存(野菜室)

特に湿度が高い季節や湿気が多い地域では、野菜室に入れた密閉容器で保存すると3〜6ヶ月持ちます。冷蔵庫内の温度は5〜10℃が適温です。

冷凍保存(炊いたご飯)

炊いた白米は冷ましてから小分けにし、フリーザーバッグや耐冷容器に入れれば約1ヶ月保存可能です。解凍は自然解凍か、電子レンジの解凍モードを使用してください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器、ジップロック、真空パックが最適。
  • 保存用のシリカゲルや乾燥剤を併用すると湿気対策になる。
  • 長期保存用には暗色のビニール袋に入れ、光を遮断。

季節別の注意点

  • 夏場は湿度と温度が上がるため、必ず冷蔵か冷凍での保存を検討。
  • 冬場は常温保存でも比較的長持ちするが、結露が起きないよう容器の蓋はしっかり閉める。
  • 雨季や梅雨時は特に湿気対策(乾燥剤や密閉容器)を徹底。

まとめ

白米は正しい容器と温度管理で、常温でも1〜2ヶ月、冷蔵で3〜6ヶ月、炊いたご飯は冷凍で約1ヶ月保存できます。湿気・光・温度の3要素をコントロールし、腐敗サインを見逃さなければ、いつでも美味しいご飯を楽しめます。

保存のコツ

密閉容器に入れて保存する
直射日光と湿気を避ける
夏場は冷蔵庫の野菜室へ入れる
乾燥剤やシリカゲルを併用する
炊いたご飯は小分けにして冷凍する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
湿気でべたつきが出る
虫が発生している
カビが生えている

よくある質問

A
密閉容器に入れ、涼しく乾燥した場所で保存すれば、一般的に1〜2ヶ月が目安です。夏場は湿度が上がりやすいため、できるだけ冷蔵保存をおすすめします。
A
野菜室(5〜10℃)に入れ、必ず密閉容器で保存します。乾燥剤を入れると湿気対策になり、品質は3〜6ヶ月保てます。容器の蓋は毎回しっかり閉めましょう。
A
炊き上がったご飯を冷ましてから、1食分ずつ小分けにし、フリーザーバッグまたは耐冷容器に入れます。空気を抜いて密閉すれば、約1ヶ月美味しさを保てます。解凍は自然解凍か電子レンジの解凍モードが便利です。
A
色が黄ばみやくすんでいる、異臭(酸っぱい・カビ臭)がする、湿気でべたつきが出る、虫が出ている、カビが見える場合は腐敗と判断してください。これらのサインがある場合は食べずに処分しましょう。
A
光と湿気を遮断した密閉容器で、低温(5〜10℃)で保存するとビタミンB群やミネラルの減少を抑えられます。冷凍保存は炊いたご飯の場合、急速冷凍すれば栄養損失は最小限です。
A
真空パックやジップロックのように空気を抜ける容器、またはシリカゲル入りの密閉プラスチック容器が最適です。特に真空パックは酸化を防ぎ、品質を約6ヶ月以上保ちやすくなります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください