バジリコはシソ科に属するその他を原料としたパスタです。賞味期限は長めですが、保存環境によって鮮度が変わります。本記事では、バジリコの基本情報から賞味期限・消費期限の違い、最適な保存方法までを管理栄養士がわかりやすく解説します。
バジリコの基本情報
バジリコはシソ科の葉その他を乾燥・粉砕し、細長い麺状に加工した商品です。100gあたり約68kcalと低カロリーで、ビタミンA・C、カルシウム、鉄分を含みます。独特の芳香とやや甘みが特徴で、和食・洋食どちらの料理にも合わせやすいのが魅力です。
賞味期限と消費期限の違いと目安
パスタ類は「賞味期限」が設定されます。未開封の状態であれば、製造日から約12か月が目安です。開封後は湿気や酸化が進むため、できるだけ早めに使い切ることが推奨され、開封後は約6か月以内に消費してください。なお、賞味期限は品質が保たれる目安であり、消費期限は安全性が保証される期限です。
保存方法の詳細
- 常温保存（未開封）: 直射日光と高温を避け、湿気の少ない涼しい場所で保存すれば、約12か月持ちます。
- 冷蔵保存（開封後）: 密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室（0〜5℃）で保存すれば、約5日間は風味を保てます。
- 冷凍保存（長期保存）: 小分けにした上でフリーザーバッグに空気を抜いて入れ、-18℃以下で保存すれば、約2か月間品質が維持できます。
保存容器や包装のおすすめ
開封後は必ず密閉できるジップロックや真空保存容器を使用し、湿気と酸素の侵入を防ぎましょう。冷凍する場合は、1回分の使用量に分けて平らに広げ、重ねて保存すると解凍時に均一に温まります。
季節別の注意点
バジリコは乾燥状態で販売されるため、季節による劣化は少ないですが、夏場は特に湿度が高くなるため、常温保存は避け、なるべく冷蔵または冷凍で管理すると安心です。
まとめ
バジリコ（パスタ）は未開封であれば約12か月、開封後は冷蔵で5日、冷凍で2か月が目安です。密閉容器での保存と湿度管理が鮮度を保つ鍵となります。正しい保存で、バジリコの香りと栄養を長く楽しみましょう。
他の保存方法に関する記事は、オムにぎり（おにぎり）の賞味期限と正しい保存方法や南米ハーブ茶（珍しいお茶）の賞味期限と正しい保存方法｜鮮度を長持ちさせるコツをご参照ください。
