結論から言うと、コンドロイチンは未開封で約2年、開封後は約6か月を目安に保存すれば品質を保てます。適切な保存環境と容器を選ぶことで、効果を長く維持できます。
コンドロイチンの基本情報
コンドロイチンは軟骨組織に含まれる天然のグリコサミノグリカンで、関節の健康維持をサポートするとされる健康食品です。1回分（約1,000 mg）あたりのエネルギーは約68kcalで、主に炭水化物として計算されます。錠剤、カプセル、粉末などの形態で販売されています。
賞味期限・消費期限の違いと目安
健康食品は「賞味期限」が表示されることが多く、製造日からの品質保持期間を示します。消費期限は主に腐敗リスクの高い食品に用いられますが、コンドロイチンは低水分・低脂肪のため、賞味期限が適用されます。
- 未開封状態：製造日から約24か月（2年）以内が目安です。
- 開封後：空気・湿度に触れるため、約6か月以内に使用することを推奨します。
保存方法の詳細
常温保存（室温）
直射日光や高温多湿を避け、15〜25℃の涼しい場所で保存します。未開封のままであれば、常温でも約1年程度は品質が保たれますが、できるだけ冷暗所を選びましょう。
冷蔵保存
開封後は冷蔵（5〜10℃）が最も安全です。湿気が入りにくい密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室よりも扉側の温度変化が少ない場所に置くと、約6か月間品質を維持できます。
冷凍保存
コンドロイチンは凍結に強く、品質劣化はほとんど起きません。長期保存が必要な場合は、密閉できるジップロックや真空パックに入れ、-18℃以下で保存すれば、約3年まで品質を保てます。ただし、解凍時は自然解凍し、再凍結は避けてください。
保存容器や包装のおすすめ
・密閉容器：プラスチック製の密閉容器やアルミ箔包装は湿気・酸素の侵入を防ぎます。
・遮光性パッケージ：光による劣化を防ぐため、暗色のビニール袋や紙箱が有効です。
・真空パック：可能であれば、真空包装にすることで酸化を抑制し、保存期間を延長できます。
季節別の注意点
- 夏場（30℃以上）：湿度が高くなるため、必ず冷暗所または冷蔵保存に切り替える。
- 冬場（0℃付近）：冷蔵庫の温度が低すぎると結露が発生しやすくなるので、容器の表面を拭いてから保存。
まとめ
コンドロイチンは未開封で約2年、開封後は冷蔵で約6か月を目安に保存すれば、効果をしっかりと保てます。光・湿気・高温を避け、密閉容器で管理することが最も重要です。正しい保存で関節ケアを長く続けましょう。
