調味料

こんぶだし(だし・スープの素)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温(密閉容器)で12か月まで保存可
冷凍保存
冷凍で1〜2か月
未開封 製造日から約12か月
開封後 開封後1〜2週間以内に使用

結論から言うと、乾燥タイプのこんぶだしは未開封で常温保存で約12か月、開封後は密閉し冷蔵で1〜2週間、冷凍で1〜2か月保存が目安です。ここでは基本情報から保存のコツ、腐敗の見分け方まで詳しく解説します。

こんぶだしの基本情報

こんぶだしは、昆布(海藻)を乾燥・粉砕したうえでその他化した「だし・スープの素」です。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封の乾燥こんぶだしは製造日から約12か月が一般的です。
  • 消費期限:安全に食べられる最終日。液体タイプや塩蔵のように微生物の増殖が懸念される製品に設定されますが、乾燥だしは通常賞味期限のみが表示されます。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

密閉容器に入れ、直射日光と湿気を避けた涼しい場所で保管します。目安は製造日から12か月です。

冷蔵保存(開封後)

開封後は湿気が入りやすくなるため、必ず密閉できるジッパー袋や密閉容器に移し替えてください。1〜2週間以内に使い切るのが安全です。

冷凍保存

大量に使う場合は、1回分ずつ小分けにしてフリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜きます。1〜2か月を目安に使用してください。解凍は冷蔵で自然解凍するのがベストです。

保存容器・包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器またはジッパー付き保存袋
  • 遮光性のある容器で光劣化を防止
  • 乾燥剤(シリカゲル)を同梱すれば湿度管理がさらに向上

季節別の注意点

梅雨や夏場は湿度が高くなるため、常温保存時に結露が起きやすくなります。湿気が入るとカビや劣化が早まるので、特に密閉容器と乾燥剤の使用を徹底してください。冬場は低温で保存しやすいですが、冷蔵庫の温度が0℃近くなると結露が生じやすくなるので、容器の表面を拭いてから収納しましょう。

まとめ

こんぶだしは乾燥品であれば未開封時は常温で約12か月、開封後は冷蔵で1〜2週間、冷凍で1〜2か月が目安です。湿気・光・高温を避け、密閉容器と乾燥剤で管理すれば、風味と旨味を長く保てます。料理に使う前に「変色」「異臭」「ぬめり」「カビ」の4つの腐敗サインをチェックし、安全に美味しい和食を楽しみましょう。

保存のコツ

密閉容器で湿気を防ぐ
直射日光を避けて涼しい場所に置く
乾燥剤を併用して湿度管理する
開封後は冷蔵で保存し、2週間以内に使い切る

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
ぬめりがある
カビが生えている

よくある質問

A
はい、可能です。乾燥状態のまま密閉袋に入れ、空気を抜いて冷凍すれば1〜2か月保存できます。ただし、解凍時は結露が出ないように冷蔵庫で自然解凍すると風味が保たれます。
A
主な判断基準は「変色」「異臭」「ぬめり」「カビ」の4点です。色が黄ばみや黒ずみ、匂いが酸っぱいまたは腐敗臭、表面がべたつく、カビが見える場合は使用を中止してください。
A
味噌汁に加える場合は、冷蔵で保存するときに味噌と一緒に入れず、だしだけを別容器に入れます。冷蔵で1〜2日、冷凍で最大1か月保存可能です。再加熱時は沸騰させすぎないと旨味が失われます。
A
栄養素の損失は高温・湿度・光が原因です。密閉容器に入れ、直射日光と高温を避け、冷暗所で保管すれば、ミネラルや旨味成分の減少を最小限に抑えられます。開封後はできるだけ早く使い切るのがベストです。
A
湿度が高くなるため、容器の結露が発生しやすくなります。保存前に容器の外側を乾いた布で拭き、乾燥剤を入れることで湿気を吸収させます。また、冷蔵庫の野菜室よりもチルド室の方が温度変動が少なく、安定して保存できます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください