カピは発酵食品のひとつで、正しい保存をすれば開封後でも1か月以上鮮度を保てます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を詳しく解説します。
カピの基本情報
カピは主に大豆や米麹を用いた発酵食品で、独特の旨味と酸味が特徴です。100gあたり約68kcalと低カロリーで、ビタミンB群や食物繊維、乳酸菌が含まれています。発酵により保存性が高まりますが、温度管理や容器の密閉が重要です。
賞味期限と消費期限の違いと目安
- 賞味期限：未開封の状態で品質が保たれる目安。カピは未開封で約180日（6か月）とされています。
- 消費期限：開封後の安全な摂取期限。開封後は30日以内に食べ切ることを推奨します。
保存方法の詳細
常温保存
未開封の密封パックであれば、直射日光と高温を避け、15〜20℃程度の涼しい場所で最大2日間保存可能です。長期保存は冷蔵が必須です。
冷蔵保存
開封後は必ず密閉容器に移し替え、0〜5℃の冷蔵庫で保存します。目安は30〜60日です。温度変動が少ない奥の棚に置くと劣化を抑えられます。
冷凍保存
長期保存したい場合は、開封後すぐに小分けにしてフリーザーバッグに入れ、-18℃以下で保存します。品質を保つ目安は12週間（約3か月）です。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再冷凍は避けてください。
保存容器や包装のおすすめ
- 密閉できるプラスチック容器またはジップロックバッグ
- 酸化防止のため、できるだけ空気を抜いて保存
- 光を遮断できる暗色容器が望ましい
- 使用時は清潔なスプーンを使い、二次汚染を防止
季節別の注意点
夏場は温度上昇で発酵が進みやすく、賞味期限が短くなる傾向があります。特に30℃を超える環境では、開封後は48時間以内に消費することを目安にしてください。冬季は冷蔵庫の温度が安定しやすく、保存期間がやや伸びます。
まとめ
カピは発酵食品として比較的保存性が高いものの、開封後は冷蔵・密閉が必須です。未開封は約180日、開封後は30〜60日を目安に消費し、長期保存は冷凍で12週間まで可能です。腐敗サインに注意し、適切な容器と温度管理で鮮度を長持ちさせましょう。
他の発酵食品の保存方法については、[[ロンバルディアのウォッシュ（チーズ）の賞味期限と正しい保存方法（乳製品）]]や[[グリーンナッツ（ナッツ・木の実）の賞味期限と正しい保存方法｜鮮度を長持ちさせるコツ（調味料）]]も参考にしてください。
