結論：エントモファジーは未開封のまま常温で約3か月、冷蔵で約6か月、冷凍で約12か月保存できます。開封後は冷蔵で1週間、冷凍で1か月以内に使い切るのが安全です。
エントモファジーの基本情報
エントモファジーは昆虫食の一種で、主に乾燥または加熱処理された食用昆虫を原料とした製品です。100gあたり約68kcalと低カロリーで、タンパク質やビタミンB群、ミネラル（鉄・亜鉛）を含みます。日本国内の具体的な産地は公表されていないため、製造元の表示に従ってください。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限：品質が保たれる目安の日付です。風味や食感が劣化する可能性がありますが、衛生上の危険は少ないです。
- 消費期限：安全に食べられる最終日を示す日付です。特に生食や加熱が不十分な場合は、消費期限を守ることが重要です。
エントモファジーは加工済みの乾燥食品に分類されるため、通常は「賞味期限」で表示されます。未開封の状態で上記の保存期間を目安にしてください。
保存方法の詳細
常温保存（室温）
密閉できる容器に入れ、直射日光と高温多湿を避ければ約3か月保存可能です。湿気が入るとカビや虫食いのリスクが高まります。
冷蔵保存
未開封の場合は密閉容器またはジッパー付きビニール袋に入れ、0〜5℃の冷蔵庫で約6か月保存できます。開封後は空気に触れる面をラップで覆い、1週間以内に使用してください。
冷凍保存
冷凍は品質保持に最も有効です。未開封のまま-18℃以下で約12か月保存可能です。開封後は小分けにしてジップロックに入れ、できるだけ空気を抜いてから1か月以内に使用しましょう。
保存容器や包装のおすすめ
- 密閉できるプラスチック容器（PP製）やガラス瓶
- ジッパー付きフリーザーバッグ（二重封止タイプ）
- 保存時は乾燥剤（シリカゲル）を1枚同梱すると更に劣化を防げます
季節別の注意点
- 夏場（30℃以上）は常温保存が特に危険です。必ず冷蔵または冷凍に移すことをおすすめします。
- 冬場（0℃付近）は冷蔵庫の温度が低すぎて凍結しやすくなることがあります。温度設定を5℃前後に保ちましょう。
まとめ
エントモファジーは高タンパク・低カロリーな昆虫食で、正しい保存を行えば未開封で常温3か月、冷蔵6か月、冷凍12か月と長期間楽しめます。開封後は冷蔵で1週間、冷凍で1か月以内に消費し、湿気・高温・直射光に注意してください。
