調味料

液体だし(だし・スープの素)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日(常温・水に挿す)
冷凍保存
1〜3ヶ月(冷凍・密閉容器で保存)
未開封 製造日から約1〜2日(常温保存)
開封後 5〜10日以内(冷蔵保存)

液体だしは、手軽に本格的な味わいを加えられるその他です。ここでは、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法をまとめました。結論としては、冷蔵保存を基本とし、必要に応じて冷凍で長期保存するのが安全です。

液体だしの基本情報

液体だしは、昆布・かつお節・鶏ガラなどを抽出し、加熱殺菌した液体のその他です。使い勝手が良く、味噌汁、煮物、和風パスタなど幅広い料理に利用できます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

液体だしは加工品のため「賞味期限」が設定されます。未開封の場合、製造日から約1〜2日(常温保存)を目安に使用してください。開封後は冷蔵で5〜10日、冷凍で1〜3ヶ月保存可能です。消費期限は設定されていませんが、開封後は早めに使い切ることをおすすめします。

保存方法の詳細

常温保存は、短時間(1〜2日)に限り、水に挿した状態で保存できます。ただし、温度が高いと劣化が早まります。

冷蔵保存が最も安全です。開封後は濡れたキッチンペーパーで容器を包み、ビニール袋で覆うと5〜10日間鮮度を保てます。温度は0〜5℃が理想です。

冷凍保存は、長期保存が必要なときに有効です。液体だしを小分けにし、密閉容器に入れて1〜3ヶ月保存できます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと風味が落ちにくいです。

保存容器や包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器またはジップロックバッグ
  • ガラス瓶は熱変形しやすいため、冷凍には不向き
  • 使用するたびに清潔なスプーンで取り分け、二次汚染を防止

季節別の注意点

夏場は常温保存が特に危険です。必ず冷蔵に移し、5日以内に使用してください。冬場は常温でも多少日数が伸びますが、品質保持のため冷蔵を推奨します。

まとめ

液体だしは便利なその他ですが、保存環境によって劣化が異なります。冷蔵保存(5〜10日)を基本とし、長期保存が必要なときは小分けにして冷凍(1〜3ヶ月)してください。腐敗サインを見逃さず、常に清潔な容器で管理することが長持ちのコツです。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
濡れたキッチンペーパーで容器を包む
ビニール袋で密閉し空気を遮断する
茎を水に挿してビニール袋をかぶせると長持ち
小分けにして冷凍すれば保存期間が延びる

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
粘りが出ている
カビが生えている
泡立ちが異常に多い

よくある質問

A
常温保存は1〜2日が目安です。特に夏場は温度上昇で劣化が早まるため、できるだけ早めに冷蔵へ移してください。
A
密閉できるプラスチック容器やジップロックバッグが適しています。容器の表面は濡れたキッチンペーパーで包み、さらにビニール袋で覆うと5〜10日間鮮度を保ちやすくなります。
A
冷凍した液体だしは、冷蔵庫でゆっくり解凍するのがベストです。急速解凍(電子レンジ等)は旨味成分が分離しやすく、風味が低下する可能性があります。
A
色が濁っていたり、異臭(酸っぱい臭い)や粘りが出ている場合は劣化のサインです。カビや泡立ちが異常に多い場合も使用を中止してください。
A
料理に使用した後は、速やかに冷ましてから冷蔵保存してください。再加熱する際は、沸騰させてから使用すると安全です。保存期間は元の液体だしと同様に5〜10日が目安です。
A
購入後すぐに冷蔵し、使用時は清潔なスプーンで取り分けることが基本です。さらに、茎を水に挿しビニール袋で覆うと湿度が保たれ、5〜10日以上の保存が可能です。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本食品分析センター「加工調味料の保存ガイドライン」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください