ベビーおかゆは、赤ちゃんの離乳食として広く利用される加工ベビーフードです。未開封の状態であれば賞味期限は約6〜12ヶ月、開封後は冷蔵で1〜2日以内に使用するのが安全です。ここでは、賞味期限・消費期限の違い、保存方法のポイント、腐敗の見分け方を詳しく紹介します。

ベビーおかゆの基本情報

ベビーおかゆは米や麦、その他・果実などをすりつぶし、加熱・殺菌した加工品です。100gあたり約68kcalと低カロリーで、ビタミンB群や鉄分、食物繊維が含まれますが、商品によって配合は異なります。主に離乳初期（5〜6か月）から使用され、赤ちゃんの消化器官に負担をかけずに栄養を補給できます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限（未開封）：品質が保たれる期間。乾燥タイプや真空包装のベビーおかゆは製造日から約6〜12ヶ月が一般的です。
  • 消費期限（開封後）：安全に食べられる期限。開封後は冷蔵保存し、1〜2日以内に使用してください。
  • ※保存状態や温度管理により変動するため、常に包装に記載された日付を確認し、異常があれば使用を中止してください。

保存方法の詳細

常温（未開封）

直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い涼しい場所で保存します。パッケージが破損していないか確認し、開封前は必ず密封状態を保ちましょう。

冷蔵（開封後）

開封したベビーおかゆは必ず冷蔵庫（0〜5℃）に入れ、密閉容器に移し替えて保存します。2日を超える保存は避け、使用前に必ず加熱し、中心部が70℃以上になるように温めてください。

冷凍（長期保存）

一部商品は冷凍保存が可能です。冷凍する場合は、1回分ずつ小分けにし、フリーザーバッグや密閉容器に入れ、-18℃以下で保存します。冷凍保存は最大で1か月程度が目安です。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再加熱してから与えてください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 未開封は元のパッケージをそのまま保管。
  • 開封後は、食品保存用の密閉容器（プラスチックまたはガラス）を使用。
  • 冷凍保存は、空気をできるだけ抜いたジップロックや真空パックが効果的。

季節別の注意点

  • 夏場：高温になるため、未開封でも常温保存は避け、冷暗所で保管。
  • 冬場：低温で品質が長持ちしやすいが、凍結による包装破損に注意。
  • 急激な温度変化は品質劣化の原因になるので、保存場所は温度が安定した場所を選びましょう。

まとめ

ベビーおかゆは未開封で6〜12ヶ月、開封後は冷蔵で1〜2日以内に使用するのが安全です。常温保存は直射光と高温を避け、開封後は密閉容器で冷蔵・冷凍保存し、解凍後は必ず十分に加熱してから与えてください。腐敗サインに注意し、赤ちゃんの健康を守りましょう。