飲料

泡立てミルク(コーヒー飲料)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
保存不可(常温保存は非推奨)
冷凍保存
1〜2か月
未開封 製造日から約30日
開封後 開封後7日以内

泡立てミルクは、コーヒーに加えるだけでふわっとしたミルクフォームが楽しめる便利な飲料です。未開封の状態で約30日、開封後は冷蔵で約7日以内に使い切るのが安全です。ここでは、正しい保存方法と腐敗の見分け方を詳しく紹介します。

泡立てミルクの基本情報

泡立てミルクは、乳製品を加工した「乳加工品」に分類されるコーヒー飲料です。主成分は脱脂乳または全脂乳に砂糖・乳化剤が加えられ、加熱殺菌されたパウチやボトルで販売されています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:未開封の状態で品質が保たれる期間。製造日から約30日が一般的です。
  • 消費期限:開封後や保存条件が変わった場合に安全に食べられる期限。開封後は冷蔵で約7日以内に使用してください。

保存方法の詳細

常温

泡立てミルクは加熱殺菌されていますが、常温での保存は品質低下が早く、細菌増殖のリスクがあるため非推奨です。

冷蔵(推奨)

未開封でも冷蔵保存が最も安全です。開封後はできるだけ早く使用し、目安は7日以内です。保存温度は0〜5℃が理想です。

冷凍

乳製品は凍結すると分離しやすく、口当たりが変わりますが、どうしても長期保存したい場合は1〜2か月を目安に冷凍できます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、使用前に軽くシェイクして均一にします。

保存容器や包装のおすすめ

  • 開封後は元のパウチ・ボトルにしっかりフタを閉め、空気に触れないようにラップで密閉。
  • 余った分は小分けにして、密閉できるプラスチック容器やジップロックに移し替えるとさらに劣化を防げます。
  • 冷蔵庫のチルド室(野菜室よりやや低温)に置くと温度変動が少なく、品質保持に効果的です。

季節別の注意点

  • 夏場(30℃以上)は冷蔵庫の温度が上がりやすく、開封後は特に早めに使い切ることが重要です。
  • 冬場(0℃付近)は凍結のリスクが低いものの、冷蔵庫の設定温度が低すぎると凍結しやすくなるので、0〜5℃に保つようにしてください。

まとめ

泡立てミルクは未開封で約30日、開封後は冷蔵で約7日以内に使い切るのが安全です。常温保存は避け、冷蔵保存を基本とし、余った分は密閉容器に移し替えると長持ちします。腐敗サインに注意し、いつでもフレッシュな状態でコーヒーを楽しみましょう。

保存のコツ

開封後は容器の口をしっかり閉じる
冷蔵庫のチルド室に保存する
直射日光や高温を避け、冷暗所で保管する
使用前に軽くシェイクして均一にする
余った分は小分けにして密閉容器に入れる

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
粘りがある
カビが生えている
液が分離している

よくある質問

A
はい、冷凍保存は可能です。ただし、凍結により分離しやすくなるため、解凍後はよくシェイクしてから使用してください。保存期間は目安として1〜2か月です。
A
腐敗サインとして、色が変わっている(黄変や濁り)、異臭(酸っぱい匂い)や粘り、カビの発生、液が分離している場合は使用しないでください。これらが見られたら廃棄が安全です。
A
カフェラテに使用した泡立てミルクは、余った分をすぐに密閉容器に移し、冷蔵で保存します。開封後は7日以内に使い切ることを目安にし、再加熱する際は沸騰させずに温め直すと風味が保たれます。
A
栄養素の劣化を防ぐためには、開封後すぐに冷蔵庫のチルド室で保存し、光や空気に触れないように密閉します。冷凍する場合は急速凍結し、解凍は冷蔵庫内でゆっくり行うと、タンパク質やカルシウムの損失を最小限に抑えられます。
A
夏場は冷蔵庫の温度が上がりやすく、開封後はできるだけ早く(3〜4日以内)使用することをおすすめします。冬場は冷蔵庫が低温になりすぎないよう、0〜5℃に設定し、凍結しないように注意してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください