飲料

スポーツドリンク(飲料)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で常温15〜25℃で約365日、開封後は2日以内に冷蔵へ移す
冷凍保存
開封後-18℃以下で約12週間(約3か月)
未開封 製造日から約365日(12か月)
開封後 開封後7日以内に飲み切ることを推奨

結論から述べると、スポーツドリンクは未開封のまま常温で約12か月、開封後は冷蔵で約7日間保存できます。正しい保存方法を守れば、味や栄養を長く保てます。

スポーツドリンクの基本情報

スポーツドリンクは、電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム)と炭水化物(主に糖類)を含む機能性飲料です。容器はペットボトルや缶が一般的で、保存料や酸化防止剤が添加されていることが多く、常温での保存が可能です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

「賞味期限」は風味や栄養価が保たれる期限で、未開封のスポーツドリンクは製造日からおおむね12か月(約365日)です。一方「消費期限」は安全性が保証される期限ですが、飲料類では通常表示されません。開封後は雑菌の繁殖リスクがあるため、賞味期限とは別に開封後の保存期間を守る必要があります。

保存方法の詳細

  • 常温保存(未開封):直射日光や高温を避け、15〜25℃の涼しい場所で保管すれば約12か月持ちます。
  • 冷蔵保存(開封後):開封後はすぐにキャップを締め、冷蔵庫(0〜5℃)で保存し、7日以内に飲み切るのが目安です。
  • 冷凍保存:長期保存したい場合は、開封後でも密閉容器に移し替えて-18℃以下で保存し、最大12週間(約3か月)保てます。ただし解凍時に炭酸が抜けやすくなる点に注意。

保存容器や包装のおすすめ

開封後は元のペットボトルよりも密閉できるプラスチック容器やガラス瓶に移し替えると、酸素や湿気の侵入を防げます。冷凍する場合は、凍結に強いジッパー付きバッグや耐冷凍容器を使用し、空気を抜いてから保存しましょう。

季節別の注意点

  • 夏場:高温での常温保存は避け、直射日光が当たらない涼しい場所で保管。開封後は特に早めに冷蔵。
  • 冬場:室温が低めでも凍結しにくいが、冷蔵庫内での温度変化に注意。凍結した場合は解凍後に風味が変わることがあります。

まとめ

スポーツドリンクは未開封で常温約12か月、開封後は冷蔵で約7日間が目安です。保存容器を密閉し、直射日光や高温を避けることで、風味と栄養を長く保てます。詳しい保存のコツや腐敗サインは以下をご参照ください。

※詳しい保存のポイントは「[[アクエリアス(飲料)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ(飲料)]]」でも解説しています。

保存のコツ

購入後すぐに直射日光を避けた涼しい場所へ
開封後はキャップをしっかり締め、密閉容器に移す
冷蔵保存は0〜5℃が最適
長期保存は-18℃以下で冷凍し、ジッパー付きバッグを使用

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
炭酸が抜けている
粘度が変わっている
カビが生えている

よくある質問

A
はい、開封後でも密閉容器に移し替え、-18℃以下で保存すれば約12週間(3か月)保存可能です。ただし解凍時に炭酸が抜けやすくなるので、炭酸が必要な場合は冷蔵保存をおすすめします。
A
賞味期限は風味や栄養価が保たれる目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、変色・異臭・炭酸抜けなどの腐敗サインがないか必ず確認し、疑わしい場合は飲まないようにしてください。
A
電解質や糖質は熱や光に弱いわけではありませんが、開封後は酸化が進みやすくなります。密閉容器で冷蔵保存し、できるだけ早めに飲み切ることで栄養価を保てます。
A
料理に使用したスポーツドリンクは、加熱・冷却の過程で菌の増殖リスクが変わります。調理後は速やかに冷蔵(0〜5℃)し、2日以内に使用するのが安全です。再加熱する場合は中心温度を75℃以上に上げてください。
A
直射日光や高温(30℃以上)を避け、保冷バッグやクーラーボックスで保冷し、30分以上放置しないようにしましょう。30分以上常温に置いた場合は、風味低下だけでなく菌の増殖リスクが高まるため、できるだけ早く冷蔵に戻すか新しい未開封品に交換してください。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「飲料の安全管理指針」
日本食品衛生協会「機能性飲料の取扱いマニュアル」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください