飲料

パイナップルジュース(ジュース・飲料)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温で1〜2日(直射日光・高温を避ける)
冷凍保存
冷凍で約2か月(-18℃以下)
未開封 製造日から約12か月(未開封)
開封後 開封後は冷蔵で約7日以内に飲み切ることを推奨

パイナップルジュースは、開封後すぐに冷蔵し、できるだけ早く飲み切ることが鮮度と安全を保つポイントです。この記事では、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を管理栄養士が詳しく解説します。

パイナップルジュースの基本情報

パイナップルジュースは熱帯果物パイナップルを原料とした飲料で、甘酸っぱい味わいが特徴です。100gあたり約58kcalと低カロリーで、ビタミンC、ビタミンB6、ブロメラインといった酵素が豊富に含まれます。保存状態が劣ると酵素活性が低下し、風味が損なわれやすくなるため、適切な温度管理が重要です。

賞味期限と消費期限の違い

パイナップルジュースのラベルに記載されている「賞味期限」は、未開封・適切に保存した場合の品質が保たれる目安です。一方「消費期限」は、開封後や保存条件が変わった場合に安全に飲める期限を示します。未開封の状態であれば、製造日から約12か月が一般的な賞味期限です。

保存方法の詳細

常温保存

未開封のパッケージは、直射日光と高温を避け、涼しく乾燥した場所で保存すれば1〜2日間は品質が保たれます。ただし、常温での保存は短期間に留め、できるだけ早く冷蔵へ移すことをおすすめします。

冷蔵保存

開封後はすぐに密閉容器(ボトルのフタをしっかり閉めるか、ジッパー付きの保存袋)に移し替え、0〜4℃の冷蔵庫のメインコンパートメントで保存します。目安は開封後7日以内に飲み切ることです。冷蔵庫の野菜室は温度が変動しやすいため、冷蔵庫の中心部が最適です。

冷凍保存

長期保存したい場合は、使いやすい量に小分けし、空気を抜いた密閉容器またはジップロックに入れて-18℃以下で冷凍します。冷凍保存で約2か月間品質を保てますが、解凍後はなるべく早く消費してください。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行うと酵素の劣化を抑えられます。

おすすめの保存容器と包装

・ガラス瓶やステンレス製の密閉容器は光と酸素の侵入を防ぎ、風味保持に優れます。
・プラスチック容器を使用する場合は、BPAフリーのものを選び、使用前にしっかり洗浄してから入れましょう。
・冷凍保存時は、容器の上部に余裕を持たせて膨張分を確保してください。

季節別の注意点

夏場は室温が上がりやすく、常温保存は特に短くなります。なるべく早く冷蔵に移すか、購入後すぐに冷凍保存すると品質を保てます。冬場は室温が低くなるため、常温保存でも1〜2日間は問題ありませんが、湿度が高いとカビのリスクが上がるので、容器は乾燥させておくことが重要です。

まとめ

パイナップルジュースは未開封で約12か月の賞味期限がありますが、開封後は冷蔵で7日以内に飲み切るのがベストです。常温保存は短期間にとどめ、長期保存は冷凍が有効です。密閉容器で光と空気を遮断し、温度管理を徹底すれば、甘酸っぱい風味と栄養価を長く楽しめます。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器に移し替える
冷蔵庫の野菜室ではなくメインコンパートメントで保存する
直射日光や高温を避け、常温保存は短時間にとどめる
冷凍する場合は小分けにし、空気をしっかり抜く

腐敗の見分け方

色が濁っている
異臭がする
大量の泡が出ている
カビが生えている
味が酸っぱく変わっている

よくある質問

A
パイナップルジュースは酸度が高く、温度が上がると酵素(ブロメライン)が活性化して風味が変わりやすい点が特有です。また、開封後は酸化が進みやすいため、空気に触れない密閉が重要です。
A
色が濁ってきた、酸っぱい臭いが強くなる、表面に泡が大量に出てきた、味が酸味・苦味を増した場合は鮮度が低下しています。これらのサインが出たら飲用は控えてください。
A
料理に使用した残りは、すぐに密閉容器に入れ冷蔵で保存し、48時間以内に使用するのが安全です。加熱調理後は再度冷蔵し、再加熱は一度だけに留めましょう。
A
ビタミンCは熱と光に弱いので、暗い密閉容器に入れ、冷蔵(0〜4℃)で保存するのが最適です。冷凍保存する場合は、解凍時に常温ではなく冷蔵庫内でゆっくり解凍すると栄養損失を抑えられます。
A
夏場は室温が高くなるため、未開封でも常温保存は1日以内に冷蔵へ移すことが推奨されます。冬場は室温が低くなるため、常温保存でも2日程度は問題ありませんが、湿度が高いとカビのリスクが上がるので、容器は乾燥させて保管してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください