飲料

オーストラリア式(コーヒー飲料)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で約270日、開封後は常温で保存しないことを推奨
冷凍保存
約8週間(2か月)以内
未開封 製造日から約270日(約9か月)
開封後 冷蔵で7日以内、冷凍で約8週間(2か月)以内

オーストラリア式は、手軽に本格的なコーヒーの味わいが楽しめる缶/ペットボトルタイプのコーヒー飲料です。未開封のままなら常温で約9か月保存可能ですが、開封後は冷蔵で7日以内に飲み切るのが安全です。ここでは、賞味期限・消費期限の違い、保存のポイント、腐敗サインまでを詳しく解説します。

オーストラリア式の基本情報

  • 商品形態:容器入りの加工コーヒー飲料(缶・ペットボトル)
  • 特徴:濃厚なコーヒーエキスとミルクが均一に混ざり、保存料や酸化防止剤が使用されているため、常温で長期保存が可能

賞味期限と消費期限の違いと目安

加工飲料は「賞味期限」が表示されます。賞味期限は、製造日から品質が保たれる目安であり、風味や香りが最良の状態である期間です。未開封であれば、賞味期限まで常温で保存できますが、開封後は「開封後の保存期間」を守る必要があります。消費期限は表示されませんが、開封後は安全側に倒した期間(冷蔵で7日以内)を目安にしてください。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

直射日光や高温を避け、15〜25℃程度の涼しい場所で保管すれば、賞味期限まで品質が保たれます。

冷蔵保存(開封後)

開封したらすぐに容器のフタをしっかり閉め、冷蔵庫の野菜室(約4℃)に入れます。保存期間は目安として7日以内です。長期間保存したい場合は、冷凍保存を検討してください。

冷凍保存(開封後)

密閉できるジッパー付きのプラスチック容器に移し替えて、-18℃以下で保存します。風味の劣化を最小限に抑えるため、2か月以内に使用することをおすすめします。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再加熱は中火で温め直すと良いです。

保存容器や包装のおすすめ

  • 未開封は元の缶・ペットボトルをそのまま保管
  • 開封後は密閉できるプラスチック容器やジッパーバッグに移し替える
  • 冷凍する場合は、空気をできるだけ抜いた容器を使用し、ラベルに保存開始日を記入

季節別の注意点

  • 夏場(30℃以上)では常温保存が短縮されやすく、できるだけ冷暗所に移すか、早めに冷蔵へ
  • 冬場は室温が低くなるため、常温保存でも問題は少ないが、凍結しないように注意
  • 湿度が高い時期は容器表面の結露がカビの原因になることがあるので、乾いた布で拭いてから保存

まとめ

オーストラリア式は未開封であれば常温で約9か月保存可能ですが、開封後は冷蔵で7日以内、冷凍で2か月以内に使用するのが安全です。保存容器は密閉できるものを選び、季節に応じた温度管理を徹底すれば、風味と栄養を長く楽しめます。

保存のコツ

未開封は直射日光を避けて常温保存する
開封後はすぐにフタを閉めて冷蔵庫へ入れる
冷凍保存は空気を抜いた密閉容器に移す
保存開始日をラベルに記入して管理する

腐敗の見分け方

色がくすんでいる
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
表面に白や緑のカビが生えている
液が濁って粘りが出ている

よくある質問

A
はい、未開封の状態であれば15〜25℃の涼しい場所で約9か月(270日)保存可能です。ただし、直射日光や高温は避けてください。
A
開封後はすぐに容器のフタをしっかり閉め、冷蔵庫の野菜室で保存してください。冷蔵保存中に軽く振って均一にすると、分離を防げます。
A
冷凍保存(-18℃以下)で2か月以内に使用すれば、風味の劣化はごく僅かです。長期間保存するとコーヒーの香りが弱くなることがありますので、できるだけ早めに消費してください。
A
賞味期限が過ぎても、色がくすんでいないか、異臭がしないか、カビが生えていないかを確認してください。これらの腐敗サインがなければ、風味が落ちている可能性はありますが、健康リスクは低いです。
A
デザートに使用した後は、冷蔵庫で保存し、作りたてから3日以内に食べ切ることをおすすめします。冷凍保存は風味が変わりやすいため、避けた方が安全です。
A
栄養(特にカフェインやビタミンB群)は高温や光に弱いので、未開封は暗所で、開封後はすぐに冷蔵保存し、2週間以上放置しないことがポイントです。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本食品標準成分表(2020年版)
日本コーヒー協会「加工コーヒー飲料の保存基準」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください