飲料

オンザロック(アルコール飲料)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で15〜25℃、約12か月
冷凍保存
保存不可(凍結・容器破裂のリスク)
未開封 製造日から約12か月
開封後 冷蔵で30日以内

結論から言うと、未開封のオンザロックは常温で約12か月保存可能ですが、開封後は冷蔵で30日以内に飲み切るのが安全です。以下では、基本情報から保存のコツ、腐敗の見分け方まで詳しく解説します。

オンザロックの基本情報

「オンザロック」は、ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒を氷(ロック)とともに提供する飲み方を指す言葉ですが、近年は市販の「オンザロック」タイプのカクテルやリキュールが増えています。

  • アルコール度数:30〜40%(製品により異なる)
  • 保存容器:ガラス瓶またはPETボトルが主流

賞味期限・消費期限の違いと目安

アルコール飲料は「賞味期限」と「消費期限」の表記が混在しがちです。一般的に、アルコール度数が30%以上の蒸留酒は賞味期限のみが表示され、品質が劣化しない限り安全に飲めます。未開封の場合は製造日から約12か月が目安です。開封後は酸化が進むため、消費期限として30日以内の飲用を推奨します。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

直射日光と高温を避け、15〜25℃の涼しい場所に保管すれば、未開封の状態で約12か月持ちます。

冷蔵保存(開封後)

開封後は空気に触れることで酸化が進むため、必ず密閉キャップにし、5〜10℃の冷蔵庫で保存してください。目安は30日以内です。

冷凍保存は不可

アルコール度数が高いと凍結点が低く、完全に凍らないことが多いですが、容器が破裂したり風味が劣化するリスクがあります。したがって、冷凍保存は推奨しません。

保存容器や包装のおすすめ

  • 開封後は必ずキャップをしっかり締める。
  • ガラス瓶は光を通しにくい暗所に置く。
  • PETボトルは密閉できる専用キャップか、ジップロックのような密閉袋に入れるとさらに酸化防止になる。

季節別の注意点

  • 夏季:高温で酸化が早まるため、冷蔵保存を徹底。
  • 冬季:常温保存でも温度が低くなるため、品質保持は比較的安定。

まとめ

未開封のオンザロックは常温で約12か月、開封後は冷蔵で30日以内に飲み切るのが安全です。保存容器は密閉できるものを選び、直射日光と高温を避けることが長持ちのコツです。腐敗サインに注意し、適切に管理しましょう。

保存のコツ

未開封は直射日光を避けて暗所に保管する
開封後はキャップをしっかり締め、冷蔵庫に入れる
ガラス瓶は衝撃に注意し、横倒しで保管しない
冷蔵庫の野菜室より上部で温度変化の少ない場所に置く

腐敗の見分け方

色が濁っている
異臭がする(酢酸様やカビ臭)
液面に泡立ちや沈殿物が増える
味が極端に苦くなる

よくある質問

A
一般的にアルコール度数30%以上の飲料は冷凍保存を推奨しません。凍結点が低くても容器が破裂したり、風味が劣化するリスクがあります。開封後は必ず冷蔵保存し、30日以内に飲み切ってください。
A
賞味期限は品質保持の目安です。未開封で色や香りに変化がなく、保存状態が適切であれば、数週間程度は飲用可能な場合があります。ただし、開封後は酸化が進むため、賞味期限が過ぎたら飲むのは避けた方が安全です。
A
はい。氷が溶けると水分が加わりアルコール度数が下がり、味が薄くなります。長時間放置せず、提供直後に飲むか、氷は適量(約30〜50g)に抑えると味の変化を最小限にできます。
A
料理に使用したオンザロックは、他の食材と同様に冷蔵保存が必要です。調理後は密閉容器に入れ、5〜10℃で保存し、2〜3日以内に使用してください。長時間保存するとアルコールが揮発し、風味が失われます。
A
カロリーはエネルギー量であり、保存方法で増減はほとんどありません。重要なのは酸化による風味の劣化を防ぐことです。密閉し冷蔵で保存すれば、カロリーは変わらず、味も保たれます。
A
夏の高温(30℃以上)では酸化が加速し、色が濁ったり、苦味が強くなることがあります。安全に飲むためには、常温保存は避け、必ず冷蔵庫で保管してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください