飲料

普通酒(日本酒)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で常温(20℃以下)保存は約6か月
冷凍保存
冷凍保存は約3か月まで可能
未開封 製造日から約12か月(一般的に)
開封後 開封後は冷蔵で約14日以内

普通酒は、手軽に楽しめる日本酒の代表格です。未開封のままなら約12か月、開封後は冷蔵で約2週間を目安に保存すれば、風味を保ったまま長く飲むことができます。

普通酒の基本情報

普通酒は、アルコール度数が15%前後の清酒で、特別な醸造工程を経ていない一般的な日本酒です。色は透明感のある淡い黄味が特徴で、香りは米の甘みとややフルーティーさが感じられます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:未開封の普通酒は、製造日から約12か月以内が目安です。保存状態が良好であれば、賞味期限を過ぎても飲めることがありますが、風味は徐々に劣化します。
  • 消費期限:開封後は酸化が進むため、冷蔵保存で約14日以内に飲み切ることを推奨します。特に温度が高い季節は早めに消費してください。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

直射日光や高温を避け、20℃以下の涼しい暗所に置くことで、未開封の普通酒は約6か月程度保存可能です。温度が上がるとアルコールが揮発しやすく、風味が劣化します。

冷蔵保存(未開封・開封後)

未開封でも冷蔵保存が最も安全です。温度は5〜10℃が理想で、賞味期限は約12か月です。開封後は必ずフタをしっかり閉め、5〜10℃で保管し、14日以内に飲み切りましょう。

冷凍保存(長期保存)

風味を最大限に保ちたい場合は、冷凍保存が選択肢に入ります。アルコール度数が15%前後の普通酒は、-20℃以下で約3か月保存可能です。ただし、解凍時に味がややまろやかになり、香りが弱まることがあります。

保存容器や包装のおすすめ

  • 開封後は、空気が入らないように密閉できる瓶やジッパー付き容器に移し替える。
  • 光を遮断できる暗色ガラス瓶やアルミパックを選ぶと、酸化を抑えられる。
  • 冷凍する場合は、凍結防止のために容量の半分程度まで入れ、余分な空気を抜く。

季節別の注意点

  • 夏場:高温で酸化が早まるため、未開封でも冷蔵保存を徹底し、開封後はなるべく早く飲む。
  • 冬場:常温でも比較的低温が保たれるが、凍結しやすいので冷凍保存は避ける。
  • 梅雨時期:湿度が高く、カビのリスクが上がるため、保存場所は風通しの良い場所を選ぶ。

まとめ

普通酒は未開封で約12か月、開封後は冷蔵で約14日が目安です。光・熱・空気を遮断し、冷蔵・冷凍を上手に使い分けることで、風味と香りを長く楽しめます。保存のコツを守って、いつでも美味しい普通酒を味わいましょう。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
直射日光や高温を避け暗所に保管する
密閉できる容器に移し替えて空気を遮断する
瓶は立てて保存し、凍結防止のため冷凍は容量の半分までにする

腐敗の見分け方

色が濃く暗くなる
異臭(酢のような酸っぱい匂い)がする
味が酸っぱくなる、苦味が増す
沈殿物やカビが生えている

よくある質問

A
はい、冷凍保存は可能です。-20℃以下の冷凍庫で約3か月保存できますが、解凍時に風味がややまろやかになり、香りが弱まることがあります。冷凍する際は、空気をできるだけ抜いた密閉容器に入れ、容量の半分程度までにしてください。
A
開封後は、冷蔵(5〜10℃)で保存し、14日以内に飲み切ることを目安にしてください。特に夏場は酸化が早まるため、7日以内に飲むとより安心です。
A
賞味期限は風味の目安です。期限を過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、色が濃くなったり、酸味が強くなることがあります。飲む前に色・香り・味を確認し、異常がなければ問題なく飲めます。
A
鮮度の目安は以下です:①色が透明感のある淡い黄味であること、②米の甘い香りが残っていること、③味に酸味や苦味が強く出ていないこと。これらに変化があれば、鮮度が低下しています。
A
料理に使った普通酒は、余った分を密閉容器に入れ、冷蔵で保存してください。再加熱する場合は、沸騰させずに弱火で温めると風味が保たれます。保存期間は開封後と同様に約14日以内が目安です。

参考資料

農林水産省「酒類の保存と賞味期限」
厚生労働省「食品の安全と衛生」
日本酒造組合中央会「日本酒の保存と賞味期限」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください