飲料

米乳(ジュース・飲料)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2ヶ月
冷凍保存
1ヶ月以内
未開封 製造日から約1〜2ヶ月(常温)または3〜6ヶ月(冷蔵)
開封後 開封後は冷蔵で約1〜2週間以内に使用

米乳は米を原料とした植物性飲料で、保存方法を誤ると風味や栄養が損なわれます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を管理栄養士が解説します。

米乳の基本情報

米乳は米をすり潰し、加熱・濾過して作られる白くて甘みのある飲料です。日本各地で製造され、保存状態により品質が大きく変化します。

賞味期限・消費期限の違いと目安

「賞味期限」は品質が保たれる目安で、風味や栄養価が保証される期間です。一方「消費期限」は安全性が保証される最終日です。米乳は加工飲料として「賞味期限」が表示されることが一般的で、未開封の状態であれば以下が目安となります。

  • 常温保存(涼しく乾燥した場所): 約1〜2ヶ月
  • 冷蔵保存(野菜室): 約3〜6ヶ月

開封後は細菌増殖が早まるため、できるだけ早めに消費してください。

保存方法の詳細

常温保存

直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い暗所で保存します。密閉できる容器に入れ、開封後はなるべく早く冷蔵へ移すのが安全です。

冷蔵保存(野菜室)

開封後は必ず蓋を閉め、冷蔵庫の野菜室で保管します。温度は0〜5℃が目安で、この環境下であれば3〜6ヶ月の保存が可能です。

冷凍保存

長期保存が必要な場合は、冷凍庫(-18℃以下)に入れます。冷凍保存は1ヶ月以内に使用することを推奨し、解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと風味が保たれます。

保存容器・包装のおすすめ

開封後は以下の容器を利用すると品質保持に効果的です。

  • 密閉できるプラスチック容器(PP製)
  • ジップロックタイプの保存袋
  • アルミ箔で包んでから冷蔵・冷凍する

季節別の注意点

夏場は温度上昇により細菌増殖が早まるため、常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍で管理してください。冬場は常温でも比較的安定しますが、湿度が高いとカビのリスクがあるため、乾燥した場所を選びましょう。

まとめ

米乳は正しい保存環境さえ整えれば、常温で1〜2ヶ月、冷蔵で3〜6ヶ月、冷凍で1ヶ月以内に美味しく楽しめます。開封後は密閉容器に入れ、できるだけ早く冷蔵に移すことが鮮度を保つポイントです。

保存のコツ

購入後すぐに密閉容器に移す
直射日光と高温を避ける
開封後は冷蔵庫の野菜室で保管する
長期保存は冷凍し、解凍は冷蔵で行う

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
粘りやぬめりが出る
カビが生えている

よくある質問

A
はい、開封後でも密閉容器に入れれば冷凍保存が可能です。冷凍庫での保存期間は約1ヶ月以内が目安です。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと風味が保たれます。
A
賞味期限が過ぎても、以下の点を確認すれば安全性を判断できます。①変色していないか②異臭がしないか③粘りやぬめりが出ていないか④カビが生えていないか。これらが無ければ、品質は保たれている可能性がありますが、できるだけ早めに消費してください。
A
米乳を加熱調理(スープやカレーなど)に使用した場合、冷蔵での保存は約3〜5日が目安です。再加熱は中心温度が75℃以上になるように行い、再度冷蔵保存する際は密閉容器に入れてください。
A
ビタミンB群は熱や光に弱いため、保存時は暗所・低温が有効です。開封後はすぐに密閉容器に入れ、冷蔵(0〜5℃)で保管すると、栄養素の劣化を最小限に抑えられます。また、冷凍保存する場合は急速冷凍し、解凍は冷蔵で行うと栄養損失が少なくなります。
A
夏季の常温(25〜30℃)では細菌増殖が速くなり、酸化が進んで風味が劣化しやすくなります。特に米乳は糖分が多いため、発酵や腐敗が起こりやすく、異臭や変色が現れたら使用を中止してください。安全のため、夏場は必ず冷蔵または冷凍で保存することをおすすめします。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「食品衛生」
日本食品分析センター「食品成分データベース」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください