飲料

白酒(珍しい酒類)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で15〜25℃の暗所で約730日
冷凍保存
冷凍保存は推奨しません
未開封 製造日から約730日(約2年)
開封後 開封後約180日(約6か月)以内

結論:白酒は未開封のままであれば常温で約2年、開封後は冷蔵で約6か月保存できます。冷凍は風味が損なわれやすいため推奨しません。保存容器や取り扱いに注意すれば、長期間美味しさを保てます。

白酒の基本情報

白酒は中国を中心に製造される蒸留酒で、アルコール度数は一般的に40〜55%です。日本国内でも一部の専門店や輸入業者が取り扱う「珍しい酒類」のひとつです。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限(未開封): 常温・直射日光を避けた暗所で保存すれば、製造日から約2年が目安です。
  • 消費期限(開封後): 開封後は酸化が進むため、冷蔵保存で約6か月以内に飲み切ることをおすすめします。
  • ※保存状態や容器の密閉度合いにより多少前後します。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

直射日光・高温・湿度の高い場所は避け、温度が15〜25℃程度の暗所に置きます。瓶がガラスの場合は、割れ防止のため衝撃に注意してください。

冷蔵保存(開封後)

開封後は必ず密閉できるキャップや専用ストッパーで蓋をし、冷蔵庫の野菜室やドアポケットよりも温度が安定した本体側に保管します。保存温度は5〜10℃が適切です。

冷凍保存はNG

アルコールが凍結点以下になると瓶が割れやすく、また解凍時に風味が劣化します。したがって、白酒の冷凍保存は原則避けてください。

保存容器・包装のおすすめ

  • 開封後はアルミ箔やシリコン製の再封可能ストレージバッグに移し替えると酸素侵入を抑えられます。
  • 長期保存時は、光を遮断できる暗色ガラス瓶やウッドケースに入れると酸化が遅くなります。
  • 瓶口が汚れたままだと雑菌が繁殖しやすくなるため、使用後は柔らかい布で拭き取ります。

季節別の注意点

  • 夏場: 高温になるとアルコールが揮発しやすく、香りが飛びやすいので冷蔵保存を徹底。
  • 冬場: 冷蔵庫内が凍結点に近づくと瓶が割れるリスクがあるため、温度設定を5℃以上に保ちます。
  • 湿度が高い梅雨時期: カビの発生リスクがあるため、瓶外側の水分は必ず拭き取りましょう。

まとめ

白酒は未開封であれば常温で約2年、開封後は冷蔵で約6か月が目安です。光・熱・空気を遮断し、密閉容器で管理すれば風味を長く楽しめます。腐敗サインに注意し、適切な保存で安全に飲みましょう。

保存のコツ

未開封は直射日光を避け暗所で保管する
開封後は必ず密閉し冷蔵庫の本体側に入れる
瓶口は使用後に柔らかい布で拭き取る
光を遮断できる暗色瓶やウッドケースを活用する

腐敗の見分け方

色が濁っている
異臭がする(酢酸系や腐敗臭)
瓶口や液面にカビが生えている
液が濁り、沈殿物が増えている

よくある質問

A
原則としておすすめできません。冷凍するとアルコールが凍結し瓶が割れやすく、解凍時に風味が著しく劣化します。開封後は冷蔵保存で6か月以内に飲み切るのが安全です。
A
賞味期限は「風味が保たれる目安」なので、過ぎてもすぐに危険になるわけではありません。ただし、色や香りに変化(濁り・異臭)がある場合は飲まない方が安全です。
A
未開封は15〜25℃の暗所、開封後は5〜10℃の冷蔵が最適です。温度が高いとアルコールが揮発しやすく、低すぎると瓶が割れるリスクがあります。
A
調理後の余った白酒は、すぐに密閉容器に移し替えて冷蔵保存します。酸化が早まるため、2〜3日以内に使用するのが目安です。
A
光・空気・熱を遮断することが最重要です。未開封は暗色瓶や箱に入れ、開封後はアルミ箔やシリコンストッパーで密閉し、冷蔵庫の温度が安定した場所で保管すると、風味の劣化を遅らせられます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください