飲料

吟醸酒(お酒)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で約6か月(15〜20℃の暗所)
冷凍保存
最大3か月(料理用に限定)
未開封 製造日から約12か月(冷暗所で保存)
開封後 開封後は冷蔵で約7日以内に飲み切ることを推奨

結論から言うと、吟醸酒は未開封のまま冷暗所で保存すれば約12か月は品質を保てますが、開封後はできるだけ早く冷蔵し、7日以内に飲み切るのが安全です。この記事では、吟醸酒の特徴や栄養価、賞味期限と消費期限の違い、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法、適切な容器・包装、季節別の注意点を詳しく解説します。

吟醸酒の基本情報

吟醸酒は、精米歩合が50%以下の米を使用し、低温で発酵させた日本酒の一種です。フルーティーな香りとすっきりした味わいが特徴で、食前酒や料理酒としても楽しまれます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:未開封の状態で品質が保たれる期間。一般的に製造日から12か月程度が目安です。
  • 消費期限:開封後や保存状態が悪化した場合に安全に飲める期限。開封後は冷蔵で7日以内が推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

直射日光と高温を避け、15〜20℃程度の暗所に置きます。温度が上がるとアルコールが揮発し、香りが劣化しやすくなります。

冷蔵保存(未開封・開封後)

未開封でも冷蔵保存すると、温度変化が少なくなり風味が長持ちします。開封後は必ずキャップをしっかり閉め、冷蔵庫の野菜室やドアポケットで保存し、7日以内に飲み切りましょう。

冷凍保存(特殊ケース)

吟醸酒は本来冷凍を想定していませんが、どうしても長期保存が必要な場合は、密閉できるジッパー付き容器に入れ、-18℃以下で最大3か月保存可能です。ただし、解凍時に風味が変化しやすいため、飲用より料理用に限定することをおすすめします。

保存容器・包装のおすすめ

  • 瓶は立てて保管し、口が直接空気に触れないようにします。
  • 開封後は専用の酒栓や真空ストッパーで密封。
  • 光を遮断できる不透明な瓶や、紙箱に入れたまま保存すると劣化を防げます。

季節別の注意点

  • 夏場:高温になるため、未開封でも冷暗所か冷蔵で保管。開封後は特に早めに飲み切る。
  • 冬場:室温が低くなるため、常温保存でも問題は少ないが、凍結は避ける。
  • 梅雨時期:湿度が高くなると瓶のラベルがはがれやすくなるので、乾燥した場所に置く。

まとめ

吟醸酒は繊細な香りと味わいを保つため、温度管理が最も重要です。未開封は冷暗所で12か月、開封後は冷蔵で7日以内に飲み切るのが安全です。冷凍は最終手段として、料理に活用すると良いです。正しい保存で、いつでもフレッシュな吟醸酒を楽しんでください。

保存のコツ

購入後すぐに冷暗所または冷蔵庫へ移す
瓶は立てて保管し、口を直接空気にさらさない
開封後は専用酒栓や真空ストッパーで密閉する
直射日光と温度変化の大きい場所を避ける

腐敗の見分け方

色が濁ってくる
酸っぱい・酢のような異臭がする
炭酸が出て泡立つ
カビや白い粉が付着している

よくある質問

A
はい。吟醸酒は揮発性の香り成分が多く、常温で放置すると数時間で香りが失われやすくなります。開封後はすぐに冷蔵し、7日以内に飲み切るのが安全です。
A
賞味期限が過ぎても、色が濁っていないか、酸っぱい匂いや酢のような臭いがしないかを確認してください。味に違和感があれば飲まない方が安全です。
A
料理用に使用した後の残りは、密閉容器に移し替えて冷蔵で保存し、3日以内に使い切ることを目安にしてください。風味が失われやすいため、できるだけ新鮮なものを使用するのがベストです。
A
冷凍した吟醸酒は解凍時に風味が変化しやすいので、急速解凍は避け、冷蔵庫で数時間かけて自然解凍してください。解凍後は必ず加熱調理(煮込みやソース)に使用し、飲用は控えましょう。
A
未開封は15〜20℃の暗所、開封後は0〜5℃の冷蔵庫が最適です。特に夏場は10℃以下に保つと香りの劣化を抑えられます。
A
紫外線はアルコールと香り成分を分解しやすく、数週間で色がくすみ、香りが薄くなります。光が当たらない不透明な瓶や紙箱に入れたまま保管するのが安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください