飲料

天然水(飲料)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封のまま常温で約24か月(賞味期限まで)
冷凍保存
冷凍保存は可能だが、1か月以内に使用し、解凍は冷蔵で行う
未開封 製造日から約24か月(メーカー表示の賞味期限)
開封後 開封後は冷蔵で3〜5日以内に飲み切ることを推奨

結論から言うと、未開封の天然水はメーカーが表示する賞味期限(通常2年程度)まで常温保存で問題ありませんが、開封後は冷蔵で3〜5日以内に飲み切ることが安全です。正しい保存方法を守れば、味や安全性を長く保てます。

天然水の基本情報

天然水は地下水や湧き水など自然の水源から採取し、加熱殺菌やろ過のみで瓶やペットボトルに詰めた飲料です。無味無臭で、ミネラルバランスは水源により差があります。

賞味期限・消費期限の違いと目安

飲料類は法律上「賞味期限」のみが義務付けられています。賞味期限は「風味が保証される期間」であり、期限を過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、開封後は微生物の増殖リスクが高まります。一般的に未開封の天然水は製造日から約24か月が目安です。

保存方法の詳細

  • 常温(未開封):直射日光や高温を避け、15〜25℃程度の涼しい場所で保存すれば賞味期限まで問題ありません。
  • 冷蔵(開封後):開封後はすぐにキャップを締め、2〜4℃の冷蔵庫で保存。3〜5日以内に飲み切るのが安全です。
  • 冷凍(長期保存):冷凍は可能ですが、容器が膨張して破裂する恐れがあるため、空間を残した上で保存し、1か月以内に使用してください。解凍は冷蔵でゆっくり行うと風味が保たれます。

保存容器や包装のおすすめ

ペットボトルは開封後も再封可能なキャップが付いているものを選びましょう。ガラス瓶は破損リスクがあるため、冷蔵での保存は避けるか、十分にクッション材で保護してください。長期保存(冷凍)をする場合は、密閉できるプラスチック容器に移し替えると安全です。

季節別の注意点

  • 夏場:高温になるとボトル内のプラスチックが柔らかくなり、味が変化しやすいので、直射日光を避け冷暗所で保管。
  • 冬場:凍結しやすいので、常温保存が基本。冷凍保存は必要に応じて。
  • 梅雨時:湿度が高くカビのリスクが増えるため、開封後は必ず冷蔵し、容器の外側も拭いて清潔に保つ。

まとめ

天然水は未開封であれば常温で賞味期限(約24か月)まで保存可能です。開封後はキャップをしっかり閉め、冷蔵で3〜5日以内に飲み切るのがベスト。冷凍保存は1か月以内に使用し、解凍は冷蔵で行うと風味を損なわずに保てます。正しい保存でいつでも安全・美味しい天然水を楽しみましょう。

保存のコツ

開封後はすぐに冷蔵庫へ入れる
直射日光や高温を避けて常温保存する
キャップはしっかり締めて密閉する
容器の外側は清潔に拭き取る
冷凍する場合は空間を残して容器を選ぶ

腐敗の見分け方

異臭がする
濁りや変色が見られる
味が平坦または苦味が出る
カビが生えている

よくある質問

A
はい、冷凍保存は可能です。ただし、容器が膨張して破裂しやすいため、空間を残した耐冷容器に移し替えて保存し、1か月以内に使用してください。解凍は冷蔵でゆっくり行うと風味が保たれます。
A
賞味期限は「風味が保証される期間」の目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、味やにおいに変化がある場合は飲まない方が安全です。特に開封後は微生物増殖のリスクが高まります。
A
開封後は透明度とにおいで確認します。濁りや変色、異臭がしたら劣化のサインです。また、長期間保存した場合は味が平坦になることがあります。
A
料理用に取り分けた分はすぐに冷蔵し、使用する分だけを別容器に移すと衛生的です。開封後3日以内に使用し、再度密閉できる容器に入れると風味が保てます。
A
夏の高温(30℃以上)ではプラスチック容器が柔らかくなり、微量の化学物質が溶出しやすくなる可能性があります。直射日光を避け、できるだけ涼しい場所で保管し、開封後は速やかに冷蔵することをおすすめします。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください