茎茶は未開封のままなら常温で約12か月保存できますが、開封後は冷蔵で7日以内に飲むのがベストです。ここでは賞味期限・消費期限の違いから、最適な保存方法までを詳しく紹介します。
茎茶の基本情報
茎茶は茶葉の茎部分を主原料とした加工飲料で、甘みとまろやかな旨味が特徴です。100gあたり約68kcalと、一般的な緑茶飲料と同程度のエネルギーです。カテキンやビタミンC、ミネラルが含まれ、日常の水分補給やリラックスタイムに適しています。
賞味期限と消費期限の違いと目安
加工飲料は「賞味期限」が表示されます。これは製造日から品質が保たれる目安で、風味や栄養価が保証される期間です。茎茶の場合、未開封での賞味期限は約12か月です。開封後は保存状態により品質が変化するため、消費期限(開封後の目安)は冷蔵で約7日としています。
保存方法の詳細
- 常温保存(未開封):直射日光や高温を避け、湿度の低い涼しい場所で保管すれば約6か月は品質を保てます。未開封のままなら最大12か月まで可能です。
- 冷蔵保存(未開封):冷蔵庫の野菜室やドアポケットで保管すれば、賞味期限全体(約12か月)を通して風味を維持しやすくなります。
- 冷蔵保存(開封後):開封したらすぐにキャップをしっかり閉め、2〜3℃の冷蔵庫で保管。目安は7〜10日です。
- 冷凍保存(未開封):長期保存したい場合は、未開封のまま冷凍庫(-18℃以下)に入れ、約6か月を目安に使用してください。解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと風味が落ちにくいです。
保存容器や包装のおすすめ
開封後は空気と光が酸化を促進するため、密閉できるプラスチック容器やガラス瓶に移し替えると効果的です。アルミ箔包装は光遮断に優れますが、開封後は必ずキャップを閉めて保存してください。
季節別の注意点
- 夏場:高温になると風味が劣化しやすいので、常温保存は避け、必ず冷蔵で保管。
- 冬場:室温が低くなるため、常温でも品質は保たれやすいが、結露で容器内部が湿るとカビの原因になるので、乾燥した場所に置く。
- 梅雨時期:湿度が高くなるため、包装が破れやすくなることがあります。破損がないか定期的にチェック。
まとめ
茎茶は未開封であれば常温でも約12か月、冷蔵でも同様に長期保存が可能です。開封後は速やかに密閉し、冷蔵で7〜10日以内に飲み切るのが最も安全です。適切な保存容器と季節に合わせた管理で、いつでもまろやかな味わいを楽しみましょう。