飲料

ブランデー(お酒)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちのコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封は10〜15℃の暗所で10年以上、開封後は1〜2年
冷凍保存
冷凍は推奨しない(アルコール度数が高く凍らないが風味が劣化)
未開封 未開封であれば実質無期限(数十年保存可)
開封後 開封後は1〜2年以内に飲み切ることを推奨

ブランデーは適切に保存すれば数十年の保存が可能です。未開封は常温・暗所で保管し、開封後はできるだけ早く飲み切るのがベストです。

ブランデーの基本情報

ブランデーはブドウを原料とした蒸留酒で、アルコール度数は一般的に35〜45%です。香りや風味は熟成期間や樽の種類で大きく変わります。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は品質が保たれる目安で、未開封のブランデーは実質的に無期限とされています。
  • 消費期限は衛生上の安全期限ですが、アルコール飲料は微生物が増殖しにくく、消費期限は設定されないことが多いです。
  • 開封後は酸化が進むため、1〜2年以内に飲み切ることを推奨します。

保存方法の詳細

常温(暗所)保存

未開封のボトルは直射日光や温度変化の少ない涼しい場所(10〜15℃)で保管すれば、数十年単位で品質を保てます。

冷蔵保存

ブランデーは冷蔵が必須ではありませんが、開封後に風味を長持ちさせたい場合は、15℃以下の冷暗所(冷蔵庫の野菜室など)に入れると酸化を抑えられます。

冷凍保存

アルコール度数が35%以上のブランデーは家庭用冷凍庫(-18℃)では凍結しませんが、凍結に近い温度は香り成分を劣化させる恐れがあります。したがって、冷凍保存は推奨しません。

保存容器や包装のおすすめ

  • 開封後はキャップをしっかり閉め、空気が入りにくい密閉容器に移し替える。
  • 光を遮断できる暗色ガラス瓶や、ボトルを布で包むと光劣化を防げます。
  • 長期保存時は、湿度の高い場所は避け、乾燥した環境を保ちましょう。

季節別の注意点

  • 夏場は温度上昇が速く、酸化が進みやすいので、特に冷暗所での保管が重要です。
  • 冬場は室温が低くなるため、常温保存でも問題ありませんが、凍結しないように極端に低温になる場所は避けてください。

まとめ

ブランデーは未開封なら常温・暗所で数十年保存可能です。開封後はできるだけ早く飲み切り、保存する場合は冷暗所で1〜2年を目安にしましょう。光・熱・空気を遮断することが品質維持の鍵です。

詳しい保存のコツや他のお酒の保存方法は、レミーマルタン(お酒)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツサイドカー(お酒)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツアルマニャック(お酒)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツをご参照ください。

保存のコツ

直射日光を避けて暗所に置く
キャップはしっかり閉め、空気を遮断する
開封後はできるだけ早く飲み切る
瓶を立てて保管し、液面がコルクに触れないようにする

腐敗の見分け方

色が濁っている
異臭(酢のような酸っぱい匂い)がする
沈殿物が増えて濁りが大きくなる
瓶口やキャップにカビが生えている

よくある質問

A
ブランデーはアルコール度数が高く凍結しませんが、冷凍庫の低温は香り成分を劣化させるため、冷凍保存は推奨されません。
A
酸化による酸っぱい匂いや、色が濁る、味が平坦になるといった変化が見られたら風味が低下しています。
A
料理に使用したブランデーは、余った分を密閉容器に移し、冷暗所で保存し、1か月以内に使い切るのが安全です。
A
高温や直射光はアルコールの揮発と酸化を促進し、カロリーは変わりませんが風味が損なわれます。涼しく暗い場所で保存すれば栄養価も風味も保てます。
A
夏は温度上昇が速いため、冷暗所(エアコンが効いた部屋やクーラーボックス)に保管し、開封後はなるべく早く飲み切るか、冷蔵庫の野菜室で保管すると酸化を抑えられます。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本酒造組合中央会「蒸留酒の保存指針」
国際ワイン・スピリッツ研究所(IWSC)

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください