飲料

ボトルビール(アルコール飲料)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で15〜25℃の常温で約6か月
冷凍保存
非推奨(どうしても凍らせる場合は1か月以内)
未開封 製造日から約6か月
開封後 冷蔵で2〜3日以内

結論から言うと、ボトルビールは未開封であれば常温でも約6か月は品質を保ちますが、開封後は冷蔵で2〜3日以内に飲み切るのがベストです。ここでは賞味期限・消費期限の違いから、最適な保存方法、腐敗の見分け方までを詳しく解説します。

ボトルビールの基本情報

ボトルビールは麦芽・ホップ・酵母・水を原料としたアルコール飲料で、一般的にアルコール度数は4〜5%です。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限(ベスト・ビフォア):未開封の状態で品質が保たれる期間。製造日から約6か月が目安です。
  • 消費期限(ユーズ・バイ):安全に飲める期限。ビールは基本的に賞味期限で表示され、消費期限は設定されません。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

直射日光や高温を避け、15〜25℃の涼しい場所で保管すれば約6か月は風味を保ちます。

冷蔵保存(開封後)

開封後はキャップをしっかり締め、冷蔵庫(3〜5℃)に入れます。2〜3日以内に飲み切ると炭酸と香りが最も楽しめます。

冷凍保存(非推奨)

ボトルビールは凍結により瓶が破裂したり、味が劣化するため基本的に冷凍はおすすめしません。どうしても保存したい場合は、1か月以内に使用し、解凍は冷蔵でゆっくり行ってください。

保存容器・包装のおすすめ

  • 未開封は元のガラス瓶・ペットボトルをそのまま保管。
  • 開封後は専用のビアキャップや密閉できる容器に移し替えると炭酸が抜けにくくなります。
  • 光を遮断できる暗所や、温度変化の少ない場所が理想です。

季節別の注意点

  • 夏場:温度上昇が早く品質劣化が進むため、常温保存は避け、できるだけ冷蔵で保管。
  • 冬場:凍結のリスクがあるため、冷蔵庫の温度設定を5℃以上に保つ。
  • 梅雨・雨季:湿度が高くなると瓶の外側が結露しやすく、カビの発生リスクが上がります。乾いた布で拭き取ってから保管。

まとめ

ボトルビールは未開封であれば常温でも約6か月、開封後は冷蔵で2〜3日以内に飲むのが最適です。直射日光・高温・凍結を避け、密閉して保存すれば、炭酸と香りを長く楽しめます。腐敗サインに注意し、安心してビールライフを満喫してください。

保存のコツ

直射日光を避けて暗所に保管する
開封後はキャップをしっかり締めて冷蔵する
瓶は立てて保存し、横にしない
温度変化の少ない場所で保管する

腐敗の見分け方

異臭がする
味が平坦になる(炭酸が抜ける)
色が濁るまたは茶色く変色する
カビや沈殿物が見える

よくある質問

A
基本的に冷凍は非推奨です。凍結により瓶が破裂したり、味が劣化します。どうしても保存したい場合は1か月以内に使用し、解凍は冷蔵でゆっくり行ってください。
A
炭酸が抜けた場合は、密閉できるビアキャップやプラスチック容器に移し替えて冷蔵し、できるだけ早く飲み切ると風味の低下を抑えられます。
A
賞味期限は「ベスト・ビフォア」なので、過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、風味や炭酸が劣化している可能性が高いです。異臭や変色がなければ少量で味見し、問題なければ飲んでも構いません。
A
ガラス瓶から密閉できるプラスチック容器に移すと、酸素の侵入が増えて炭酸が抜けやすくなります。長期間保存したい場合は、専用のビアキャップで密閉したままガラス瓶に残すのがベストです。
A
夏の高温(30℃以上)ではビールの酸化が進み、苦味や酸味が強くなります。また、炭酸が抜けやすくなるため、できるだけ冷蔵で保管するか、直射日光を避けた涼しい場所で短期間に飲み切ることをおすすめします。

参考資料

農林水産省「酒類の保存と品質管理」
厚生労働省「食品衛生」
日本ビール協会「ビールの保存と賞味期限」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください