飲料

アッサムCTC(茶葉)の賞味期限と正しい保存方法

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
約3か月(直射日光・高温を避けた場合)
冷凍保存
約12か月(-18℃以下の冷凍)
未開封 製造日から約12か月
開封後 開封後約6か月以内

アッサムCTCは、濃厚なコクとしっかりした渋みが特徴の紅茶用茶葉です。賞味期限は未開封で約12か月、開封後は約6か月と短めに設定し、適切に保存すれば風味を長く保てます。

アッサムCTCの基本情報

CTCは「Crush‑Turn‑Crush」の略で、茶葉を機械的に砕き、丸く圧縮した形状です。インド・アッサム地方で主に栽培される品種で、濃い赤茶色の葉が特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

茶葉は「賞味期限」が表示されます。賞味期限は品質(風味・香り)が保たれる期間であり、期限を過ぎても安全に飲めることが多いですが、味が劣化します。消費期限は表示されませんが、開封後は早めに使用することが推奨されます。

  • 未開封状態:製造日から約12か月が目安
  • 開封後:密閉保存で約6か月以内に使い切る

保存方法の詳細

常温保存(室温)

直射日光と高温を避け、湿度が低い場所で保存します。密閉できるジップロックやアルミ箔パックが最適です。室温(15〜20℃)での保存は最大で3か月程度が目安です。

冷蔵保存

冷蔵庫のその他室や扉側は温度変動が激しいため避け、その他室の奥か冷蔵庫本体の中段に置きます。温度は5〜10℃が適温で、保存期間は約6か月です。

冷凍保存

長期保存したい場合は、茶葉を小分けにし、真空パックまたはフリーザーバッグに入れて冷凍します。-18℃以下で保存すれば約12か月間風味を保てますが、解凍時に結露が出ないよう、冷蔵庫でゆっくり戻すと良いです。

保存容器や包装のおすすめ

  • 遮光性の高い暗色ビニールやアルミ箔パック
  • 密閉できるジッパーバッグ(空気抜きができるタイプ)
  • 真空包装機があれば真空パックが最も効果的
  • 湿気対策としてシリカゲルや乾燥剤を同梱

季節別の注意点

  • 夏場(30℃以上)→湿気と高温で酸化が進みやすいので、冷暗所または冷蔵保存を必ず行う。
  • 冬場(0〜10℃)→結露が発生しやすくなるため、保存容器の蓋をしっかり閉め、乾燥剤を入れる。
  • 梅雨時期→湿度が高くなるため、除湿シートや乾燥剤の使用が特に重要。

まとめ

アッサムCTCは風味が豊かな茶葉ですが、酸化や湿気に弱いため、遮光・密閉・低温での保存が鍵です。未開封は約12か月、開封後は約6か月以内に使い切ることを目安にし、保存容器や季節ごとの対策を取り入れれば、いつでも本来の味わいを楽しめます。

保存のコツ

直射日光を避けて暗所に保管する
密閉容器や真空パックで空気を遮断する
湿気対策にシリカゲルや乾燥剤を入れる
購入後すぐに冷暗所または冷蔵庫へ移す

腐敗の見分け方

色がくすんでくる
香りが弱くなるまたは異臭がする
葉がべたつき湿気を帯びている
カビや白い粉が表面に生える

よくある質問

A
湿気が付くと葉がべたつき、酸化が進みやすくなります。その結果、苦味が増し、香りが失われるだけでなく、カビが繁殖しやすくなります。保存は必ず乾燥剤入りの密閉容器で行い、湿度30〜50%を目安に保ちましょう。
A
色がくすみ、香りが薄くなり、味わいが薄くなるのが目安です。特に、抽出したお茶が「渋みだけで甘みやコクが感じられない」場合は、品質が劣化しています。できるだけ開封後1〜2か月で使い切るとベストです。
A
完成したアイスティーは冷凍保存が可能です。ただし、茶葉そのものは冷凍保存が推奨されます。アイスティーを冷凍する場合は、密閉容器に入れ、解凍は冷蔵庫で数時間かけて行うと、風味の劣化を最小限に抑えられます。
A
光と酸素、湿気が栄養素の劣化を促進します。遮光性の高い真空パックに入れ、冷暗所または冷蔵庫で保存するのが最も効果的です。特に、開封後は空気に触れないようにし、2か月以内に使用するとポリフェノールの減少を抑えられます。
A
夏の高温(30℃以上)と高湿度では、茶葉の酸化が速く進み、約1か月で風味が大きく低下します。できるだけ早めに冷蔵または冷凍に移すことをおすすめします。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください